その1)広々とした公園のベンチで、スパイの男Aはスパイの男Bと談笑していた。Bは実は二重スパイだった。その後、何か事件(Bの味方によるもの)があって、周りから人がいなくなった。Bはどさくさに紛れてAを至近距離から銃撃した。しかし、Aは超常的に鼻が利くらしく、直前に危機を察知して銃弾をかわした。[BK]


<解釈その1>
公園・・・一般に、美、気晴らし、元気を回復するところ。リラックスする時間。
スパイ・・・一般に、侵入者。自分の成長に気をつかわず、他人を気にして観察する人。自分の人生に関わるよりも、他人がどう生きているかに関心をもちエネルギーをそそぐ人。自分のアイデアや計画に他人がどう反応するか恐れている。
拳銃・・・一般に、性的なエネルギー。銃をもった人に追いかけられるのは、自分の性的能力を恐れていること。傷ついた場所のチャクラからエネルギーが漏れている。

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【洞察】
1.気晴らしやリラックスする時間が必要だが、自分の性的能力への恐れや葛藤のために、性的解放の機会を先延ばしにしている、ということかもしれない。
2.自分のセクシャリティについて、他人からの批判を恐れている。
3.昨日アップした前衛的な作品について、(陳腐ではないか?などと)他人からの評価を恐れている。恐れから常識的な展開に変えて、エネルギーを失いそうになったが、それを察知して書き直し、持ち直した(という昨日の出来事)。




その2)峠のバス待合所にいた。どのバスで帰ればいいのかわからず、外に出てうろうろしているうち、坂の中腹まで降りてきてしまった。そこで地元の小学生たちに出会った。男の子に、坂の上下どっちいへ行くのかと訊かれた。俺は「(バス停のある)坂の上のほうだよ」と右を指して強調した。
俺はいつの間にか元の待合所に戻っていた。子供らは路線を調べるためか、道路の向こう側へ行ってしまった。なかなか帰ってこないので、しびれをきらして外に出ると、ちょうど信号が青だった。俺は横断歩道を渡った。
ロータリーのような場所でバスの時刻表を見ていると、大学時代に属していたバド部のIT先輩たちがやってきた。どうやら俺も一緒に合宿していたらしいと気づく。IT先輩は、俺が乗りそうな路線を指し、一緒のバスで帰れないと思っていたようだった。俺は先輩たちが乗る方でも帰れると伝えた。
少しして、見知らぬ婆さんが現れ、引率ぶった態度で「点呼をとるよ。1」と言った。俺は目が覚めるのと同時に「2」と口にした。


<解釈その2>
峠・・・おそらく、作品の正否のヤマ場と思われる。「山」の類なら、全体的に把握する能力、明瞭、魂の気づき。登っているなら正しい方向。
バス・・・一般に、自分を表現するための大きな潜在能力。
右・・・一般に、与えること、創造力、直感、神の気づき。右へ進むなら正しい方向。

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【洞察】
1.制作中の前衛的な曲がどうなれば完成(旅の帰りは完成への道筋)なのかよくわからない、という昨日の葛藤を表している。間違った方向(下)へ行ったり、インナーチャイルドに尋ねてみたりしているうち、これも作曲人生における一つの修練(部活・合宿)だったのだと(昨日は納得していなかったが、後に)気づく。
2.見知らぬ婆さんは、賢明な直感の導きと思われる。点呼をとったので、帰っていい(完成した)ということかもしれない。




【今日のカード】Ram(チャレンジに踏み出す・新たなプロジェクト)/Overcoming Difficulties(困難を克服した・大天使ジェレミエル)/Turquoise(ハートと喉のチャクラの通路)/46 Five of Cups(The Wanderer)(パラドックスの感覚。旅は完了していない。達成可能な何かが待っている。向こう岸は見えているが自分の前にある道ははっきりしない。散漫さの中に誘惑が横たわる。愛への新たな始まり)