その1)日本の各地を旅していた。放射性物質の汚染を広げないようにするための「何か」を探す旅だった。特に山陰、北四国、新潟〜北陸、西東北(青森秋田)地方は、地域のネットワークが強化されており、重要な4地域として指定を受けていた。求めている「何か」はその指定地域の中にあるというイメージがあった。


<解釈その1>
放射性物質・・・辞典に項目なし。「毒」「病原菌」の類なら、恐れや否定的な考え。

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【現況】体調がいまいちで創作に戻れないが、こんなに休んでばかりいて大丈夫なのか。
【洞察】
1.その思考は恐れや否定的な考えからきている。取り除くには旅をするのがよい。
2.山陰と北四国はこの春、旅を計画している地域。北陸は昨夏に旅した。西東北は秋に旅できればいいと普段から思っている地域。




その2)家の中で動物をたくさん飼っていた。多くは母のものという感じがあった。夜、ベッドに横になってふとんを掛けたとき、腹のあたりに熱と重さを感じ、何かいることに気づいた。「ゲコッ」と鳴いたので触ってみると、大きめの平べったい蛙だとわかった。夜寒いから、ここまで逃げてきてしまったんだろうと思いつつ、どうやって元の所へ返そうか考えていた。
目が覚めると、蛙がいた位置にあったのは自分の手だった。指同士が当たっていて、それが蛙っぽい感触の元だとわかった。


<解釈その2>
ペット・・・一般に、自分で選んだ責任。養い育ててくれるもの。
蛙・・・一般に、状況から状況へと、学ぶことも解決しないで飛びまわること。

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【寝る前の思考】春に旅するのはいいとして、それまでどう過ごせばいいのか。
【洞察】
1.冬眠することを勧めている(手を休めよといっている)。あるいは、春が来るまで大きなことはやるなということ。
2.あれこれ手をつけないで、今の状況(体調不良とその原因)を学べということ。




その3)実家の居間にいる。外から親父(故)がやってきて、「コタツがしゃべらなくなった」と言った。修理しなければならない様子。母が「(仕事への)復帰はいつになるんだい」と訊くと、父は「馬の絵が描けるようになったら(もしくは、描きたくなったら)」と答えたような気がする。


<解釈その3>
タツ・・・辞典に項目なし。「暖房」の類なら、暖かさ、愛、養い育む必要性。快適さと愛を与えること。

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【寝る前の思考】その2がもし冬眠のことだとすれば、2ヶ月半もゴロゴロしてたら不安になると思った。
【洞察】
1.「コタツがしゃべらない」とはどういう意味なのか? コタツなど持っていないし、ストーブとの違いがよくわからない。(自己からの)愛の声が聞こえなくなっているという意味か。
2.馬の絵は、次に書きたいと思っている曲のモチーフ「馬に乗って峠道を行くシーン」のことと思われる。要するに、創作への復帰は『そのシーンから曲がイメージできるようになったら』ということだろう。




その4)おそらくその3のつづき。どこかでタクシーに乗り、行かなければならない場所があった。その途中、建物の中のゲートのような場所で、タクシーの運転手は車を降り、道に腹ばいになった。何かと思って近づいてみると、そこから先が急に海になっていて、泳がなくてはならないようだった。俺は運転手の手を取って、どうすればいいのか訊いたが、説明が今ひとつわかりづらい。そうこうしているうち、彼は一人で先へ行ってしまった。
すると、背後から親父(故)がやってきて、二人で泳ぐことになった。親父は俺の左手にある金色の腕時計(スウォッチ風であまり高価な感じではない)を指して「濡れるからしまえ」と言った。しかし、時計はたしか生活防水のはずだと思い、そのまま泳ぐことにした。いつの間にかパドルかフィンのようなものを両手にして進んでいた。あまり広くない海路の左右には工場が多く、この工業地帯を抜けて行かなければならないという感じがあった。


<解釈その4>
タクシー・・・一般に、一時的な個性。過渡期にいる。
門・・・一般に、新たなチャンス、可能性。
海岸(浜辺)・・・一般に、意識と無意識の間にある境界線、または橋。巨大なエネルギーを海から引き出す能力を持っていて、無意識の未知の力を集めて人生の目標を実現するために使う。
海・・・一般に、尊重され賢明に活用される、巨大な感情のエネルギー。生命力のみなもと。
泳ぐ・・・一般に、感情の課題を学ぶこと。人生の感情の水域で、自分を維持し理解する方法。感情をコントロールし続けること。
金色・・・一般に、神の光、愛。あなたに授けられた天与のもの。内面に宿る偉大な宝。
時計・・・一般に、タイミング。
工場・・・辞典に項目なし。

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【洞察】
1.現在は感情についての学びの過渡期にいる。感情(おそらく現在収入がないことへの恐怖→創作を急いでしまう)をコントロールすることを学ぶ時期であり、天与のタイミングはまだ先なので、今創作できないことを気にかけるなということ。
2.海岸の工場群が汚染を意味するなら、恐れに囲まれた領域(あるいは時期)を抜けなくてはならないということ。(自分にとって工場は、生産よりも汚染や人工物の氾濫という観念が強い)




【今日のカード】Alligator(暗闇の終わり、秘密)/Life Review(人生を顧みる・棚卸・大天使ジェレミエル)/Aquamarine(目標を明確に・創造・海=感情)/64 Ace of Swords(Djwal Khul)(統合。真実が何であるかの探究。たまに忘れることがあっても自分の目の前やすぐ横の暗闇の中にあっていつも次の歩に光をあてている。人生で不変なものは変化するということだけである)