その1)マンガかアニメのようなタッチの世界にいた。見た目少女っぽい感じの少年は、ある任務を帯びて古代遺跡のような場所へ向かっていた。その途中、少年はローブのような衣を着た太った男に尾行されていることに気づいた。少年は剣の腕に自信があったので、このまま後ろからやられるよりはと思い、ふり返って剣を抜き、尾行の男と戦った。
やがて、互いの剣がそれぞれの服を切り裂き、二人は裸になった。互いの体を見て、少女顔の少年は「えーっ! 女!?」、尾行男(体はいつの間にか中肉に)は「えーっ! 男!?」と叫んだ。顔は二人とも中性的、胸は微妙に膨らんでいて男女どっちつかずだった。二人は下の方を見て、性別を判断したようだった。


<解釈その1>
古代遺跡・・・辞典に項目なし。「古代人」の類から、(時の経過に耐えうる)真実や叡智のことか。
剣(刀)・・・一般に、真実、能力。カルマの両刃の剣。蒔いた種を自分で収穫すること。名誉、保護、真実の探求。あるいは破壊、戦い。
太った人・・・一般に、ほんとうの自分を隠すこと。貧弱な自己イメージ。否定的な考えや心配で心がいっぱいになること。※ローブによって隠すという意味を強調しているのか。
戦い・・・「戦争」の類として、自己と自我の戦い。あるいは側面同士の葛藤。
裸・・・一般に、自分の本当のフィーリング、アイデアをさらけ出すこと。自分からも他人からも包み隠さないこと。

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【洞察】
1.真実や叡智を求める旅の途中で、女性の姿をしたがる男性性(男の娘)の側面と、覆い隠してきた女性性の側面が出会い(融合し)、実は両性であったことが明らかになるであろう。
2.男女性の融合、あるいは両性として生きる資質はあるが、まだまだ未発達であるということ。




その2)屋敷の一室のような、立派な寝室(2階)で寝ていた。なかなか起きられず、寝過ぎたかなと思って時計を見ると、昼の1時を過ぎていた。俺は1階の居間へ降りていくため、部屋の暖房を止め、ゴミや不要なものなどを集めた。


<解釈その2>
寝室・・・一般に、休息、夢、無意識、性のフィーリング。
時計・・・一般に、タイミング。
1・・・一般に、新たなはじまり。神との調和、生命の融和。
2階→1階・・・魂による気づきから、日常生活へ。
ゴミ・・・一般に、乱雑。考えが混乱すること。はっきりしない、雑然とした考え。
暖房・・・一般に、暖かさ、愛、養い育む必要性。快適さと愛を与えること。

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【洞察】何か(創作)を始める時が来ている。体(家や部屋)が充実してきたので養生を止め、部屋を掃除し(あるいは雑多な考えを捨て)、レギュラーの生活に戻っていくようにということ。




【今日のカード】Raben(夢に注意を払う、魔術的な変化)/Overcoming Difficulties(困難を克服する・大天使ジェレミエル)/Selenite(智慧がやってくる)/36 Ace of Wands(Charity)(情熱、親切、思いやり、温かさ、気遣い、集中と瞑想の力の根源。新しい招待がやって来る感覚。何か深いものが明らかにされようとしている。スピリチュアルな愛)