その1)社員か何かの同僚がいる見知らぬ施設にいた。あるとき誰かが「急性ガンだ」といった。下の階で手術中の人の話らしい。何人かがそれを見に下へ駆けていった。ある女が「(あの医者)もう3回目だよ」といった。俺はヤブ医者が手術中に臓器に何かやらかして拒絶反応を起こしたせいだろうと思った。


<解釈その1>
ガン・・・(ベサーズ解釈)怒り、欲求不満、絶望。心を食い荒らす恐怖。内面のアンバランスに気づいていないか、気づくことを拒否している。抑圧。(ウォレス解釈)人生がコントロールできなくなっていて、それが他の面にも及び始めている。(ホロウェイ解釈)自分の望む通りの生き方ができていない。活力も選択権も飲み込んでしまう自らの心理的な癖。(パーカー解釈)次第にその存在をおとしめる問題や人間。
手術・・・(ベサーズ解釈)癒し、治療すること。出血がある場合はエネルギーを守るように。

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【洞察】これまで様々なノンフィクションを読んできて、人々のために偉業をなしとげても最期が悲惨な人が結構いることに気づき(偶然は存在しないという仮定が正しいとすれば)運命は最初から決まっていて何をしても今考えていることすらも必然で、どのみちすべてが無駄じゃないのかと思った。そのことについて咎めているように思える。




その2)高校くらいのバレー部の合宿にいた。ある少女AとBは2枚エースのような感じだったが、Bは油断したり守備をサボる癖があった。それを見抜いた男コーチは、Bになるべくとらせるようにボールをまわしたり攻撃させたりした。Bはやる気が出てきたようで、コーチの思惑は当たったようだった。


<解釈その2>
【寝る前の思考】(その1をふまえて)今後の(あるいは人生の)目標や目的が一体何なのかよくわからない。
【洞察】思考の答えかは微妙だが(作曲などを?)とにかくサボらないようにさせてやる気を出させれば、光明が見えてくるということなのか。




その3)上半身裸の男が何人かいて、男が(性的に)好きだと思った気がするがよく覚えていない。




その4)神奈川の私鉄で西の方へ向かっていた。右手に雪をかぶった丹沢山系(?)が見えた。すると観光客の女たちがスマホなどで写真を撮り始めた。山々は頂上付近に鋭い2つのピークがあるのが特徴的だった。


<解釈その4>
山・・・(ベサーズ解釈)全体的に把握する能力、明瞭、魂の気づき。登っているなら正しい方向。彼方の山を見ているのは、あなたを導く経験、チャンス、新たな学びが待っていることを表す。(ケイシー解釈)より高度な精神段階に到達する。物質界についてより完全に理解する。真実についての理解を手に入れられる場所。ある概念を完璧または充分に理解する。霊力の上昇。高いが堅実な理想。障害と困難。(ウォレス解釈)一定レベルの業績を達成しようと努力している。傾斜が急なほど目標達成に向けての学びは厳しい。厳しい現実とさらに前進するための努力を受け入れた。険しくても適度なペースでコツコツやれば実現や前進できる。(フォンタナ解釈)性的な活動や願望。男性的な面。精神的な進歩。(個人的観念)作曲は登山のようなものという観念があり、それに喩えることがある。
雪・・・(ベサーズ解釈)清らかさ、真実、平安、リラックス。新しいはじまり。再出発。自分の世界を新鮮な目で見ること。(フォンタナ解釈)恐れや障害が解消している(〜が解けている)。変容や浄化。心の創造性が遅滞し障害をかかえている(凍えるような状態)。

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【洞察】
1.雪山は新たな(あるいはまだ準備中の)気づきや目標、あるいは作曲を暗示していると思われる。
2.どの山も対になった鋭いピークがあるのはどういうことなのか。