デパートかどこかから帰るところだった。父(故)と母もいた。俺はジュースか何か缶ものを持っていた。空き缶を専用のゴミ箱に入れようとしたとき、母は「最近、缶を捨ててはいけないことが法律で決まったからダメ」みたいなことをいった。それじゃあ缶ものを飲むこともできないので、作ることもできなくなり、それ自体なくなるしかないと思った。
だいたい、PETの技術が進んでるのに何でまだ缶なんかあるのかと思った気もする。


<解釈>
法律(法律家)・・・(ベサーズ解釈)導き、教師、高次の自己。頼むとすぐに助けてくれるもの。

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【洞察】
0.缶を旧時代の技術に喩えているなら、カセットテープの復興復権とラジカセを欲していることについて考えていたことが関係するかもしれない。
1.カセットを再生すること自体が困難になりつつある(再生技術が廃れてしまっている)し、結局は消えていくメディアということか。
2.常に旅を続ける(ゆえに身軽が必須)という自己の究極の目的からすると、集めだすと捨てづらくかさばってくカセット(=缶)の件は無用といえる。味気なく思えても、物質メディアを電子化するという新しい技術(=PET)によってより身軽にしていく、という流れに逆らってはいけないのかもしれない。
対価に見合うマンガはほぼ電子化に適応したと思うが、見合わない一般本とCDなどはまだまだ経済的問題(中古物理メディアのほうが全然安い)の壁がある。




その2)(昼寝の夢)海岸近くの見知らぬ丘陵草原のようなところにきていた。遊歩道を歩いていったが予想していたより全然短かった。引き返そうかと思ったが、帰りの(バスの?)時間のこともあるし、かえって時間がかかりそうな気がして、やっぱりそのまま行こうとした。いやしかし、やっぱり引き返してよく見て行こうと思い、来た道を戻ると、もっと上に行ける簡易ゴンドラのようなものを見つけたような気がする。
これはさっさと帰るのはやめてじっくり見ていくしかないなと思った気もするが、そこは定かではない。


<解釈その2>
海岸(浜辺)・・・(ベサーズ解釈)意識と無意識の間にある境界線、または橋。巨大なエネルギーを海から引き出す能力を持っていて、無意識の未知の力を集めて人生の目標を実現するために使う。(ホロウェイ解釈)自分の中の限界線。新たな領域への入口。希望や変化の前兆。