その1)ある神社仏閣にきている。廊下を歩くとき、「男は足下に描かれた絵を踏んで歩いてはダメ」とある女に注意された。庭の通路は畳の縁のような模様になっていて、そこを歩くときは、「靴をはいたまま歩いてはダメ」と別の女に怒られた。


<解釈その1>
神社仏閣・・・一般に、自分の内なる叡智。あるいは精神性が外に現れたもの。
廊下・通路・・・一般に、避けることのできない道。洞察への通路。
男性・・・一般に、自分の中の攻撃的な一面。合理性、知性、意志。
絵(Picture)・・・一般に、過去の記憶。当時のものの見方。
庭・・・一般に、労力の産物。成長し、学んだことの成果。
靴・・・一般に、基礎知識を養うこと。人生の、旅の途中で自分を守るもの。

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【洞察】まとめると、通路の絵や模様を「踏んではならない」「土足で通ってはならない」。過渡期にいるとき、知性でもって(頭で考えて)、自分の過去(絵)や作品(庭)を否定するなということか。




その2)ある図書館にいる。何かの経緯の後、くつろぎながら絵や写真ばかりの子供向けの本を読んだ。その後、付設の寝室のベッドで、大学時代の友人Tら三人で寝ていたら、両脇の二人が何者かに呪われたのか狂人化し、Tは黒くのびた毒爪で俺を襲ってきた。死の恐怖に怯えながら、俺がのろのろ右拳を出したときはもう、目が覚めていた。
(もうろうとしているとき、夢を補足するかのごとく「神奈川8丁目」と書かれた看板が浮かんで消えた)


<解釈その2>
図書館・・・一般に、内なる資質、知識、研究。
本・・・一般に、今生でのあなたの目的。人生設計の知識。重要な学びが近づいているサイン。
ベッド・・・一般に、意識と無意識の間にかかる橋。休息、くつろぎ、元気を回復、育てる、性的なコミュニケーション、安全、加護など。
呪い・・・一般に、怒り、心の傷、辛い状況に前向きに対処できないこと。執念深さ。自分や他人を傷つけること。
黒・・・一般に、無意識、未知の側面。あるいは恐れによって拒絶したもの。
毒・・・一般に、否定的な考え。恐れること、裁くことは、克服しなければならないもっとも強い毒である。
看板(広告)・・・一般に、注意せよ、高次の自己や導きが、あなたにメッセージを送っている。
8・・・宇宙の意識。無限。

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【洞察】その1の夢の意味がわからないと強く念じたため、その解説の可能性がある。
絵や写真ばかりの本=文章ではなく、イメージをもとに音楽などを作る仕事、が今生の目的と言いたいのか。Tはいつもなら導いてくれる側のシンボル。それが狂ったということは、導きに反することをしようとしているからか?
1.歌に走ろうと考えることは、(インストでは成功しないのでは)という恐れからきている。過去や作品を否定するなという、その1の導きからのつながり。
2.ある人に対する嫉妬について。(補足によって、そのことではないと示唆している可能性もあるが、逆のケースもある)