夜、実家の自室にいた。受験を控えていたが全然勉強していなくて、だらだらと他のことをやっていた。すると母がいきなり入ってきた。ひどく怒っていて注意された。
母が去ってからも勉強する気にはなれなかった。どうせ今からやったって間に合うとは思えなかった。
(中略忘れ)
高校くらいの教室にいた。俺は昼食を持ってくるのを忘れて困っていた。するとクラスで親しいらしい少女が、メロンパン1個と他のパンの周囲をちぎった欠片をくれた。ありがたいと思っていると、欠片の方は20円(?)やるから返すようにいわれた。
その代わり少女は文藝春秋のような本をくれた。中身を見ると、SFの新人賞をとった小説(早川の去年のやつっぽい。大賞がなかった回)が3つくらい載っていた。俺は「普段こんなの読んでるの?」といった。少女は「暇なときとかね」みたいなことをいった。小説は苦手なのであまり気は進まないが、タダでくれたものだしぼちぼち読もうかと思った気がする。


<解釈>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
試験の準備をしていない・・・(ウォレス解釈)現実の生活で自分の振る舞いを批判的に見ている(このままでは他人に評価されないと思い込んでいる)。結果に期待しすぎている。(ホロウェイ解釈)がんばりすぎ。高い成果を求められるときの不安と緊張。オーバーワーク。(個人解釈)「(英訳などの)予習をしてなくて当てられたらどうしよう」というパターンが多く「やるべきことがあるが今は準備が不足している」とか「常に作曲してないと(経済的に)不安でしょうがない」いう意味かもしれない。
食べ物・・・(ベサーズ解釈)心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)心に栄養となるもの。肉体を維持するすべてのもの。精神的な支え。精神を養うもの。(ウォレス解釈)自分の欲求を満たす能力。成功のチャンスを探り、それを最大限に生かすエネルギーを提供するもの。(フォンタナ解釈)自己保存、種の保存(フロイト説)。
本(書物)・・・(ベサーズ解釈)あなたの人生の本。今生での目的。人生設計の知識。重要な学びが近づいている。(ケイシー解釈)知識。手に入れた教訓。記憶。アイデアアカシックレコード。(フォンタナ解釈)知恵、知性、人生の足跡。

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【寝る前の質問】収入の手段(いい加減教えてもらいたい)。
【洞察】
1.前半は、高3のときの状況に似ている。行きたい大学がある訳じゃなし、どうせ現役じゃ間に合わないからと、まったく勉強する気がせず隠れてPCゲームばかりやっていた(それがバレてよく怒られた)。(作曲だろうとバイトだろうと?)やりたいことを見つけられないうちはやる気は出せない、ということなのか。
2.あるいは(母親の教育方針の影響を受けて)自らいらぬプレッシャーをかけてしまい参っているということか。
3.後半は、作曲のネタがなくて困っているところに対する提案であろうか。早川の新人賞の3作とは随分具体的だが、それを読めということなのか。だがなぜ文藝春秋の中にそれが入っているのか(純文学系の新人賞は載せるらしいが)はよくわからない。