その1)腹の辺り(?)が病気だったが自分には作曲しかないと腹をくくって、先月末に作曲に復帰したが、今ひとつ調子が上がらない。そのことについてある男が「バカなことやってるか?」といった。俺はちゃんと答えられなかった。バカをやりたいとは思うが、そもそもどうやったらバカなのかがよくわからないと思った。


<解釈その1>
【洞察】
0.サブカルの王みうらじゅんの仕事術の本を読んでいるところだが、その影響があるかもしれない。
1.「バカなこと」とは(はじめは)批判されたり忌避されたり怒られたりしそうなことを、あえてやれということなのか。




その2)ハイドライド3のようなRPGをやっていた。バトルシステムはすっかり変わっていてよくわからないが、マップには見覚えがある。どこかの街のようで、たくさんの入口(開口していて黒いのでダンジョン?)がある。まだ序盤だし、いったんセーブしてまた後でやろうと思った。


<解釈その2>
ドア・・・(ベサーズ解釈)自分を見つけるためのチャンス。(ケイシー解釈)自分の考えを表現する、またはその手段、達成方法。不快な状況を避けたいという願望(裏口を閉める)。人生の中に新しく訪れる出会い(正面玄関)。思いもしなかった事実の露見・人が落ちるかもしれない罠・落とし穴(はねあげ戸)。あてにしていたチャンスが慌てたためにふいになる(閉じたドア)。潜在的に取り除くことのできない障害。死。(ウォレス解釈)自分の様々な部分を表現する方法(部屋の〜)。うまく通り抜けたいと思っている境界線を象徴している(廊下の〜)。(ホロウェイ解釈)今まさにチャンスが訪れている(誰かが〜をノック)。

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【寝る前の質問】(作曲的に)バカなこととは?
【洞察】
1.質問の答えなら、チップチューンをやれということになるのか。自分としては買えなかったファミコンよりも買ってもらったPC88のFM音源の方がコアな機種なので、それが「ハイドライド3」ライクな象徴として現れたのかもしれない。
2.チップチューン界隈はオールドファンの方がコアと思われ、当時のオリジナルと違うことをやると批判や反発される可能性が高い。「バカなこと」とはそこにあえて踏み込むことを指すのか。
3.入口(ダンジョン?)がたくさんあるのは、作曲機会がたくさんあることを示しているのか。
4.チップチューンまではいかなくても「構造としては古いゲーム(音楽?)だが、システム(=アレンジや作曲法や音源?)は新しい(音楽?)」を暗示している可能性もある。新しいゲーム音楽は80〜90年代のクラシカル派からは批判されがちなので「バカなこと」はそれをいっているのかもしれない。




その3)夜、どこかからの帰り、街の通りで高校時代の友人WKGを見かけた。声をかける気にはならなかったが何を見たりしているのか気になり、10mくらい後から尾行していた。だが、俺はひどく足が重く、いったん立ち止まると前に出るのに苦労した。
地下街のコンコースに入ると、いつのまにかWKGに追いついてしまい話しかけられた。少し話をした。俺は何かの言葉を忘れたらしい。WKGは「ボケてきたか?」みたいなことをいって小バカにした。俺は少し腹が立ち「おまえみたいにボケボケ(ぼんやりの意か?)してないんだよ」といった。WKGとはそこで別れた。彼は右手のJR(?)の改札に向かった。
俺も電車で帰るつもりで、ここはいつもの駅のはずだが様子がすっかり変わっていて、どっちが東急だったかわからない。いつもは左だった気はしていたが景色が違うので確信はない。すると天井の案内表示らしきものの矢印が左を向いた気がした。


<解釈その3>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
左・・・(ベサーズ解釈)知的で道理にかなっていること。ものごとを受け取る方。

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【洞察】
1.WKGとの関係はその2のハイドライド3とちょうど時代が重なるので、その時期を象徴している可能性がある。
2.言葉を忘れたのは、やりたいことがわからなくなっていることを示しているのか。
3.東急は神奈川時代にメインで使っていた列車なので「自分が(行き帰りに)乗るべき列車」を表していると思われる。
4.WKGとは話が合わず鉄道会社も違い反対方向なので、古い観念(音楽?)からは離れることを示している可能性もある。その2の解釈の誤解を解くものなのか。
5.駅が刷新されていて確信が持てないのは、自分の観念や価値観が変化したせいで(経験が浅いために?)自信がもてないことを示しているのか。




その4)母や誰かの子供(?)と旅で地方の駅にいた。乗っている列車は待ち合わせか休憩のために停車中だった。
その駅には有名な特急が出発を控えていた。朱色の機関車はクラシカルなヨーロッパ風の流線型デザイン。ただ、その機関車は古いためか急坂が苦手らしい。この先は下り坂なのだが帰りが上りで、万一の故障にも備えて反対側には別の機関車が付いていた。
それはタンク型のSLだった。パワーがあるらしい。デザインは国鉄のそれとは全く違い欧米風。俺は後方のSLの方に興味が湧き、発車のチャンスがあったらカメラで撮ろうと思った。


<解釈その4>
列車・・・(ベサーズ解釈)人生の旅。方向を定め操縦していく力。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。適切な進路に従う。機関車ならゴールに到達するすさまじいほどの力。(ケイシー解釈)人生の旅。人生の状況において方向を定め操縦していく力(運転士)。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。一連の考え。活力。軌道に乗る。(ウォレス解釈)特定のキャリアチャンス。自分が望むキャリアへの出発ホームを見つけようとしている(正しいホームに行こうとしている)。(ホロウェイ解釈)自分のレールを見直すとき。(フォンタナ解釈)旅の途中で援助を受けている。与えられた機会を取り逃がす(間違った〜、目的地を乗り過ごす)。

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【洞察】
1.列車が停車中なのは、次に何をやるか立ち止まって検討することを提案しているのか。
2.ここでも「クラシカル」を象徴するものが登場している。普通は古いSLの補機にディーゼル機関車をつけるものだが、ここでは立場が反対になっている。「古いものの方がよりパワーがある(補機にするくらいだから信頼性も高い?)」という風に読める。
3.その2と関連なら、先頭の機関車がいわゆる今時のチップチューン(流線型=流行?)で、補機のSLがそれより古い8bitPC時代の音楽という風にも読める。もしくはさらに古い70年代の音楽と読めなくもない。
4.音楽性の話ではなく、先頭車は80〜90年代くらいのシンセを示し、SLはMoogとかMS-20とか、またはそれ以前のシンセ(ハード的には絶滅したと思われる機種)の使用を暗示している可能性もある。