ドリマトーンの発表会に出ていた。俺はステージにいて、客席に向かって礼をした。50人くらいしか入らない小さなホールで、全体に明るくて客の顔が見えていた。席につくとき、暗譜はしたはずだがちゃんと思い出せるか不安になった。
音色のセッティングをしようとしたが、ここにあるのは最新型なのか普段使っているものとまるで違い、近い音色すらわからなかった。オルガン系の音しか出せそうに見えない。数分格闘したがやはりわからず、ふと手元を見るとオルガン以外の有色のドローバーが多数あるのに気づいた。見たこともない構成で、やはりどう扱っていいのかわからない。
そのうちステージには教室の子供たちが集まってきておしゃべりをはじめた。俺は見知らぬ中年の女講師Aを見つけると「うちにあるのと全然違って使い方がわからないんです。うちのは40年くらい前のだから」みたいなことをいってレクチャーを求めた。
Aは説明するか考えている様子だが、楽器の時代が違いすぎて困惑しているようでもあった気がする。担当の岡本先生を呼んでもらうしかないと思った。
【洞察】
1.典型的なプレッシャー夢のようにも見えるが、準備はしてきたのに現場の楽器が新しすぎてわからないというのは、これまでにない要素か。これまでの知識や経験だけではこなせないような局面を迎えるという予見なのか?
2.自分のやっていることは新しくはないという自己評価の低さの現れなのか?
3.昨日の作曲(Moon...)のことだとすると、新しいことを模索や挑戦をしていないという批判かもしれない。
4.「40年前」は今からみた中学時代のことを指していると思われるが、その頃に培った古い音楽の知識や音楽性を捨てなくてはならない、ということなのか。