その1)見知らぬ地方の海岸沿いの路線の列車に乗ることになった。予約制だが席は自由のようだ。俺は混雑した列の前の方にいた。2両くらいのディーゼル列車が入線してきた。乗降ドアが開くと、俺は他の客と共に車内になだれこんだ。
どうにか窓側には座れたが、ハッと気づくと山側の席だった。海側の窓側は人気ですぐ埋まってしまった。俺は近くにいた見知らぬ知り合いの男に「こんなもんさ」といって苦笑した。海側でないとほとんど意味がない路線なので、がっかりしていた。
すいているときに来ればよかったかとか、帰りにも乗るかもしれないが空いているだろうか、などと考えていた。
【洞察】作曲(あるいはネタ探し)はできないこともないが(準備や調査不足であり?)満足のいく結果にはならないだろうという暗示のように思える。
その2)見知らぬ街にいた。俺は急に大学受験を忘れていたことに気づいた。
帰りのバスで、イトキンなど高校時代のクラスメイトに出会った。彼らは受験帰りのようだ。試験のことを訊かれ、日にちを間違えて受けられなったことを告げた。俺はもういい歳(30代後半くらいか)で、さらに1年待って受けるのもどうなのかという感じだった。また来年受ければみたいなことを言われたが、俺は「もう、おじいちゃんだよ」といった。
試験は3日間あったようだ。俺は1日だけと勘違いしていて、最終日にようやく気づいたというわけだった。
大学受験だった話が、なぜかいつの間にか模試ということになっていた。ただ、模試を逃していきなり本番というのは、勉強もしてないし無理すぎで、今年はやはり無理だと思った。
「試験が3日間あるのは、他は卒試くらいか?」と皆で話した。
仮に受かったとしても、今から大学に入っても歳の差がありすぎて、サークルには入らないだろうし、情報不足で定期試験も苦労するだろうに、などと考えていた。
【洞察】
1.受験を受け損なったのは、プレッシャー夢の類型と思われ、状態が悪く作曲のチャンスがないことを暗示しているのかもしれない。「もう、おじいちゃんだよ」とか歳をやたら気にしているのは、疲れが抜けていないことを示唆していると思われる。
2.仮に作曲をしたとしても、疲れが原因で苦労するだろう、という感じか。
その3)父(故)が「女と心の帰りにさ、今いるリッチなところにもあるよね」みたいなことをいった。
【洞察】創造性(女)と精神力(心)が戻ってくるまで、リッチ(時間的にという意味なら有閑な?)な生活で休んでいた方がいいということなのか。
その4)帯広川沿いを歩いていくと、何かいいことがありそうだった気がする。それで道東方面の地図を注文した。
地図を開けてみると、十勝川の詳細なロードマップだった。遊歩道や設備などが細かく載っている。川の分岐から東へ伸びるのが帯広川のようだが、ほんの一部しか載っていなかった。

【洞察】「十勝川」の名前が重要と思われる。「十」は完成、「勝」は成功、「川」は人生の流れ、を暗示しているのかもしれない。目的の川が地図にあまり載っていないのは、今やろうとしていること(作曲へ復帰しようと苦労している?)は成功の流れからは外れた余計な枝葉である、ということを言いたいのかもしれない。