その1)朝、高校くらいの教室にいた。そこにはまだ3〜4人しかいなかった。

ほどなく始業時間となり、英語のかつての代ゼミ講師の宇佐美がやってきた。だが、戸に鍵がかかっていて開かない。(教室の誰かの指摘で?)俺が行って鍵を開けた。宇佐美は人の少ない教室を見ると苦笑して「また、あいつバカなことやりやがって...」みたいなことをいって廊下をつかつか歩いていった。あいつとは、彼の先輩の講師のことらしい。

 

【洞察】

1.英語は真の世界(夢の方)から見た外国、つまり仮の世界(リアル)での学びの話の可能性がある。

2.宇佐美は俺が授業で受けた中では最もインテリジェンスの高い講師(あるいはそういう人格)ということなのだろう。

 


 

その2)教室で誰かと話していた。多くの生徒がまだ出てきていないようだった。
(中略忘れ)

視覚的にはリング状の二重構造になっている、クラスターコードらしき音が鳴っていた。どういうコードなのか知りたかったが、かなり難しそうなので考え続けるかどうか迷っていた。

 


 

その3)大学の同僚たちと車でどこかの郊外をドライブしていた。S谷の話になった。彼らは高校くらいで彼と知り合ったようだった。現在のS谷は、何かの理論を作った研究員っぽかった気がするがよく覚えていない。俺は「S谷なら俺は小1のときから知ってるわ。遊ぶっつったらだいたいS谷とだった」といった。誰かが「それは相当親しいな」みたいなことをいった。

 

【洞察】子供っぽい遊びを推奨しているのか。

 


 

その4)実家の近所(W来商店の辺り、リアルとは違う)を歩いていた。大学のある友人の家があり、その隣家の玄関先で夫婦が口論していた。よく見ると手塚だった。彼はリアルと少し違い田舎人を丁寧にしたような口調で、きっぱりと夫人を押し下げ、出勤しようとしていた。今、出会ったらまずいなと思い、俺は先を急いだ。

彼らは家でも近所付き合いなのかと思った気がする。

 

【洞察】その3とは対照的な感じか。社会的な付き合いや行動を回避したいということ?

 


 

その5)小学校の廊下にいた。教室に戻ろうと思ったが、どこがどの学年になっているのかよくわからず、とりあえず上に行くことにした。

いったんトイレに入ったが、何かが芳しくなく紙ゴミができてしまい、捨てるところを探したがないので、他のゴミ箱を探すことにした。

階段の上り口のところで、北原が誰かと電話していて口論気味だった。

階段の上の方のある1段がやたら高く、両手両足を使ってようやく這い上がれるほどだった。ゴミを持ってそんなことをしている俺を、上の階で見ていた大学時代の同僚らしき女2人が笑っていた。

2人が逃げたので俺は追いかけた。2人は先に教室に入ってしまった。俺が着いたとき、2人は教室の戸口に近づいてきて笑った。俺は「屈辱〜!」といって苦笑した。女どもには腹が立ったが、知り合いを見つけたことで少し安堵もしていたような気がする。

 

【洞察】どうしていいかわからず無駄なことをしている、というリアルに似た感じを表現しているのか。