その1)夜、巨人阪神戦のエキシビジョンマッチらしきものが始まろうとしていた。

俺は選手ではなくゲストのようで、短冊状の厚紙の先に小さな花火がついたついたものを持たされた。どうしていいかわからないが、ともかく試合前の儀式かと思い、それを上に掲げて首脳陣(川上もいた気がする)や選手たちの間にできた数メートルの道を黙って往復した。俺は巨人側の役だったようだ。使い終わった紙は若い選手に渡した。

次に阪神側は、若手の野手のホープAがやることになっていた。Aは短いスピーチもやった。まだこういうのに慣れていないようで垢抜けない感じだった。後で先輩たちに笑って冷やかされるだろうなと思った。

俺は何も教えられていなかったのでスピーチはしてないが、それでよかったのか?(そもそもスピーチなど無理だが...)と心配になった。

儀式が終わり、これからすぐにプレイボールで、選手たちはそれぞれの位置につくようだった。

阪神の先発は藤浪だった気がする。160キロ近いストレートを巨人の打者はファールしていたが、変化球慣れしている今どきの打者は、彼の本気のストレートはわかっていてもそうそう打てまいよと思った。

 

【洞察】レギュラーシーズン後の特別戦という感じに見えたが、作曲の話なのかどうか、何を意味しているのかはよくわからない。

 


 

その2)大阪駅にいて、これから東京の方へ帰るところだった。地下なのかよくわからないが外は見えず、休憩所ともいえないちょっとしたスペースでMacBookを開き、作曲したものをエディットしはじめた。

あと数分で新幹線が出るようで、間に合うかと思ったが少しやってみて無理だと思い、途中で切り上げてホームへ向かうことにした。

切符は持っていた気がする。ただ、足もとにときどきでっぱりがあったり、足が重くてなかなか進まない。

地下深部へ向かう一列型のエスカレーターが数本あったが、そのどれにも1人だけ客か鉄道員がいて、抜くことができないようだった。俺は鉄道員がいる方のエスカレーターに乗った。ひどく焦っていたが(周りが誰も急いでないので?)ギリギリ間に合うかもと思った。

 

【洞察】

1.いったん作曲を切り上げて、東京→自己の核心(?)に帰るということなのか。

2.昨日の作曲が時間切れギリギリに間に合わせたので、そのことを表している可能性もある。

 


 

その3)見知らぬ大学にいた。夜7時頃だったか何かの用事が終わり、体育館(MY大のより広い)へ向かった。

バド部が練習しているのを見てハッとして「今日、月曜(練習日)ってこと忘れてた」といって苦笑した。部長らしきN津は「はい」といった。N谷はいつものように微妙な笑い方をしていた。

少しだが俺もやっていくかと思い、着替えようとした。いつの間にか床に座っていて、その先の更衣室が開いたままになっていた。そこにそのまま入ろうとしたが、女子用のマークがあることに気づいた。俺は女子部員に見られないよう慌てて戸を閉めると、左隣にある男子用に入った。

 

【洞察】

1.バド部の当時の本格練習といえば月曜なので、バイト探しの是非に関わらず(おそらくは非?)月曜は作曲をやることを推奨しているのか。

2.女子更衣室に入ろうとしたのは、性的処理に関することかもしれない。