その1)夕方だったか、実家っぽい見知らぬ家の自室にいた。これからどこかへ楽しむため(?)に出かけようとしていた。

やや薄めの青紫色のウォークマンがあった。電車の中で耳が寂しくなる(?)かもしれないので、カセットを1本持っていこうと思った。カセットは縦に長い白い書棚の一番下に十数本だけあった。主に80年代の音楽だった気がする。どれを選ぶかだいぶ迷っていた。

 

【寝る前の思考】昨日のスティングの夢が作曲への復帰を示唆していることは否定できないが、道具は全部捨ててしまったし、それよりもまずモチベーションが全然ない。

【洞察】昨日のスティングの曲もそうだが、多くはカセットで聴いていた80年代の音楽を示しているように見える。だが、それを聴いたからといってモチベーションにつながるとは思えない。もし復帰するとしても、やる気の衝動が起こるためには圧倒的な「何か」が足りない気がする。

 


 

その2)知り合いのらしきある食堂で夕食か何かを食べていた。すると、店主らしき40代くらいの見知らぬ女Aがやってきた。はっきりとは言わないが、店が混んできたので......ということを伝えにきたようだ。

フロアは2つに分かれていて、俺がいる方は予備用なのかテーブルが1つしかなく、しかもまだ準備されていないようだった。メインのフロアに知人が4人いるので、俺は「そっち(4人席)(の端っこ)に入ってもいいけど?」みたいなことをいった。Aはそれでよさそうだったが、俺は「でも、あとこれ(食べかけのフランクフルト1本)食うだけだから、ここのままでもいい?」といった。

Aは少しの間メインのフロアを見て何か考えているようだったが、急に辛くて泣きそうな顔になり「何か(1つ?)聴きたい」といった。

こっちのフロアにはいつの間にか俺のミニコンポやCDなどがあり、まるで俺の部屋の一角のようになっていた。俺はフロアを仕切っている引き戸を閉めると、Aのために何か昔のアルバムを選んでやろうと思った。

 

【寝る前の思考】その1で80年代(カセット時代)の曲を推しているのはわかるが、その程度ではモチベーションにはなり得ない。

【洞察】

1.予備や準備中のフロアで食べているのは、創作活動(?)がまだその状態ということなのか。しかしもうすぐ食べ終えるところなので、それも間もなく終わるということ?

2.店主Aはなぜ辛い顔をしているのか。経営が厳しいのか、仕事が向いてなくて辛いのか、よくわからない。

3.またしても昔の音楽を(その1では聴く方だったが)今度は他人を慰めるために聴かせようとしている。作曲への復帰云々は関係なく、単に現状の辛い状態の慰めのためということなのか。

4.その1ではカセットだが、今度はCDになっている。これは何か意味があるのか。