その1)(前略忘れ)ある女の作家が小説を書いて成功しているという話を聞いていた。(著作権や出版権があるかは不明だが)作品のロイヤリティはフリーのようで、印税収入は一般の作家よりは少ないようだった。そういうものを『ラインバック小説』と呼ぶとのことだった。

 

【洞察】

1.小説を「素材」として売り出すと成功できるという意味なのか。設定などが凝った短編中編なら可能かもしれないが。

2.「ラインバック」が何を意味するのかは、よくわからない。

 


 

その2)ある大学にいた。俺は4年で、テスト(卒試?)が近いようだ。そばにいた大学時代のクラスメイトYZに「(ドリマトーンの)発表会(の練習)があったせいで全然勉強してないんだよ。でも発表会は出ないし、卒業するのもやめたから」みたいなことをいった。

そういえば、進路か何かの担当教授に呼び出されていたことを思い出した。手帳を見ると(次の月曜だったか?)『17:10』とある。行きたくないし、このままだと行くのも忘れそうだなと思った。

 

【洞察】

1.今の不遇な状況を招いているのは「作曲業を辞めなかったせいで、作家としての勉強ができなかったから」ということなのか。「卒業をやめた」というのは、作家業は卒業する気はないという意味なのか。

2.担当教授の呼び出しは、その時分にバイトが見つかるという意味なのか。あるいは(作家の?)進路に関わる何かが判るということなのか。

 


 

その3)(半覚半眠の夢)デパートか大型書店かどこかで、子供の絵の展覧会をやっているようだった。入口の壁にある絵を見て会場へ入ろうかと思ったとき、図版のような本が置いてあるのを見かけた。本のタイトルの冒頭に『八十八』と大きく書いてあった気がするが定かではない。(俺は子供の絵はプロの芸術家のものより評価しているので)この本は欲しいと思った。

 

【洞察】

1.子供の絵のように自由奔放に作品を書くべきだ(あるいは書きたい)という示唆であろうか。

2.「八十八」は末広がりや吉兆を暗示しているのか。