俺はスパイ活動的なことを実際やったり、設定や構図のようなものを延々と考えていた気がするが、よく覚えていない。
(中略忘れ)
郊外の道を坂本真綾と共に歩いていた。ある男が「カエルがいる」みたいなことをいった。道の左手には、高さ2mくらいのコンクリートの長大な壁が続いていた。その上には草木や土塁などは見えず平坦のようにも思えたが、よくわからない。
その壁に張りついている小さなカエルをたくさん見かけた。真綾は気持ち悪がることもなく近づいて眺めている。俺は「もう秋だな」といった。
それからほどなく、10匹ほどの亀の集団が壁の上などを伝っているのを見かけた。鮮やかな緑色の体が目について、俺は思わず立ち止まった。親亀が小さな子亀を背中に乗せている姿が可愛げというか興味が湧いて、それをスマホかデジカメで撮るかどうか考えていた。
【寝る前の思考】(生活のために)とにかくお金が必要だ。収入。
【洞察】
0.答えになっているかはよくわからない。
1.最近読みたい小説が見当たらないのだが、スパイものを勧めているのか。
2.カエルや亀は、あまり急には動いたりしないことの象徴で「(結論や行動を?)急ぐな」ということかもしれない。
3.なぜカエルを見て「もう秋だな」といったのかが、よくわからない。普通は夏だと思うが。
4.真綾が何の象徴なのかがよくわからない。作詞家としての文芸的な側面であろうか。