その1)学校の歌の発表会に出ていた。(コンサート小ホールっぽい)ステージで順番がまわってくると、オペラほどではないが高く声を張った歌をうたった。自分ではそれなりの出来に感じていた。

客席に戻ると母がいた。俺は「緊張して思ったより全然声が出なかった」といった。しかし母は興奮気味で、猫が満足げに聞き入っていた(?)とか、(外人の紳士っぽい?)おじさんがエアタクトを振ったりしていたと語った。客席の反応は、他の演者のときより良さげだったようだ。

 


 

その2)F社KN店っぽい薬屋でバイトしていた。50代くらいのおっさん客Aがやってきた。Aは胃薬の棚を物色していた。Aは「サクンロだかサクロンだかがいいんだけど。水を使わないやつ」みたいなことをいった。サクロンの場所を示してやったがチュアブルはなく、その剤型は他のメーカーの類似品しかなかった。

少しして、Aは商品をレジに持ってきた。よく見るとサクロンではなく、男物の顔用(?)の小型家電か健康機器のように見えた。俺は「これはサクロンじゃないと思いますけど」といった。俺は選んでやろうかというそぶりを見せたが、Aは「いいや」といって他の薬だけをカウンターに置いた。

『ノドニトローチ』はレジで300円と表示された。ずいぶん安いな、特売かな? と思った。