その1)学校の体育館にいた。これからテニス大会が行われるようだ。主催者はウッチャンだった。ここでのテニスは、コートに数人入ってプレイするリアルとはだいぶ違うものだった。
第1試合、ウッチャンは主審で俺は線審をつとめた。メインで試合に出る気はあまりなく、脇役に徹するつもりだった気がする。
その2)夜、三軒茶屋で電車を降りた。行こうとした狭い出口は違う方面だと気づき、さっと反転して広い方(といっても少し狭い)の出口へ向かった。電車は地下鉄だがリアルと違い駅舎は地上にあった。ここで大学時代のバド部の後輩HMと落ちあい、2人でどこかに帰ることになった。
俺は三茶の街(旧下宿の中央林間のニュアンスもあった気もする)を歩きながら「だいぶ変わっちゃってる。道とか全っ然覚えてない。あるはずのビルが無かったりね」といった。壊されたビルが目に入った。
HMは駐輪場にチャリを置いていた。すごく高そうなチャリで「いくらした?」と訊くと、HMは「100万です」といった。チャリにそんな金をかけてるのにも驚いたが、その隣にある全身メタリックな超ゴツいバイク(1500cc以上ありそう)はもっと高そうだ。HMによると、バイクは数百万(失念。500万以上と思われる)したという。
「すごい金持ってんな」みたいなことをいうと、HMは「そりゃあ2回○○(失念。昇進?)してますからねえ」といった。しかし、奥さんはこんな彼に少し不満なようで「もっと○○(失念。好きなこと?)すればいいのに」といっているそうだった。
【洞察】
1.三軒茶屋はリアルで通った大学があったところ。「変わってしまった、覚えてない、ビルが壊されている」のは、価値観か何かが大きく変化することの暗示であろうか。
2.HMは高給取りのリーマンのようだ。人当たりの良い性格からして向いているし、自分とは対極的な人物に思える。HMは趣味にかなりの金をかけているようだが、奥さんの話からすると、それは本当に好きなことではないという感じか。
「金を稼げたとしても本当に好きなことでなければ不満が残る」あるいは「稼ぎすぎても真の自分とはあまり関係ないことに使ってしまいがち」という話なのか。
3.チャリやバイクは旅の象徴の可能性もある。たとえ大金を得たとしても旅につぎこんでしまう可能性が高いが、それでは満足できないだろう(作曲など?それ以上の大事なことがある)という暗示であろうか。
その3)ある女と見知らぬ街を歩いていた。女は街の様々なところにサバイバルナイフなどの違法武器を隠し持っていた。ヤバそうな奴ではあるが、頼りになりそうな一面もあった気がする。
女は、俺の痙性斜頸についての情報も街のどこかに隠してあるようだった。
【洞察】痙性斜頸は子供時代よりは軽くなったとはいえ未だに治っていない。その原因の秘密を握る側面が存在するということなのか。
その4)『L6』という名の山か丘(?)に、何か大事なものが置かれていると聞いた気がする。