その1)8歳くらいの可愛い顔の欧米少年Aは、とても賢くいたずら好きだった。人通りの多い都市公園の広い道を歩いていたAは、お守役(?)の賢者らしき男Bの一瞬の隙をついて逃走した。

Aを追う男Cがいた。Cは経験豊富で勘も良く、人ゴミにうまく紛れたはずのAにもう少しのところまで近づいた。まだ見つかってはいないが、Aはおっとヤバいという笑顔をして、焦って走らない程度に急いで先行した。

Aはビルの上からピンポン球くらいの火の玉を繰り出し、Cに反撃しはじめた。あらゆる方向から糸を引いた火球が飛んでくるようで場所が特定できない。それでもCは(単独による攻撃のため)一定の規則性があると察し、Aの居場所を突き止めようとしていた。

 

【寝る前の質問】(今日、人生の節目潮目といえる歳になるが)これからどうする?

【洞察】質問に答えているかどうかは微妙だが、まだ経験は浅い(10年以内?)ものの、魅力的で賢くいたずらっぽい才能をどうにか捕まえるべき、という話なのか。そうだとして、それが一体何の才能だというのか。

 


 

その2)ある人の行方を追っていた。

テレビを見ると刑事ドラマが始まった。手錠(?)をされ、何かの低い台の上に座っているスーツ姿のサラリーマン風の男が、刑事っぽい男と話している。よく見るとスーツ男は石橋貴明だった。一線から退き、冠番組がなくなって暇になったから、こんなゲストかエキストラみたいなことをしてるんだろうかと思った。

番組は急に変わり、貴明と中山秀征のバラエティ番組になった。季節始めの番組紹介スペシャルだったようだ。俺はいつの間にかスタジオの観客席でこれを見ていた。

司会の2人は何かマジックじみたパフォーマンスを始めた。やがて奥の登場口から勝俣が現れ、いつものようにやかましく何か言うと、ステージ左手にあった仕掛けを解いた。すると龍のような絵が描かれた紙か布でできた細長いものが右上へ勢いよく飛び出した。その先から出てきた無数の黒っぽいコードが天井近くのライトの足場に引っかかり、それがステージに落ちてきて大混乱になった。

彼ららしいといえばらしい、かつての悪ガキぶりに思えた。

 

【寝る前の質問】その1の質問が曖昧すぎたか? 生活費をこれからどうする?

【洞察】

1.「ある人の行方」は、おそらくその1の少年Aにも関係していて、この夢のテレビの世界にある感じ。たどりついたのが貴明らの破天荒なバラエティということなのか。

2.ゲスト〜エキストラに落ちぶれた貴明は全盛期が過ぎた大物の末路のようだ。しかし、次のシーンではかつての滅茶苦茶な(規制だらけの現代に比べると遥かに面白い)バラエティ番組を司会している。

その1もそうだが、子供っぽくていたずらで型破りな才能を復活させればなんとかなる、という話なのか。

 


 

その3)(夕寝の夢)家で母と話していた。母は俺について「今回の人生はそれなりに長生きするが、来世は私(16歳くらい?)の半分(8歳くらい?)しか生きられない」みたいなことをいって嘆いていた。俺は特に驚くことも動揺もなく「そんなもんかね」みたいなことをいった。

その原因として、その時代(わりと近未来)に人類が滅ぶため、という感じがあった気もするがよく覚えていない。