小学校の教室にいた。授業でマンガを描くことになっていた。まだ描いたりはせず、表現方法などの講義だった気がする。

(中略忘れ)

いつの間にか教壇に手塚治虫がいた。すでに提出された作品が教卓の上にあった。それはマンガなのかよくわからないが、前衛的な(?)立体造形のようにも見えた。手塚は「まだ荒削りだが、このように尖った(個性的な)作品は自分には描けない」みたいなことをいって少し悔しそうに苦笑した。正統的なやり方ではないが、こういうことができるならやった方がいい、みたいなことをいっていた気がする。

それからしばらく、感情について(?)など内面的な内容の講義が続いた気がする。

そしてようやく絵とネーム(4コマ風?)を書くことになったが、全くやったことがないので、書き出しからどうすればいいのかさっぱりわからなかった。

 

【洞察】

0.昨日見たニコ美(辻晉堂/前衛的な陶彫作品)の影響かもしれない。どうやったらあそこまで抽象化できるのかと、考えていた。

1.自分がマンガを描くとは思えないし、作曲の表現についての話なのか。小説という可能性もあるが、ネタもなければ書きたい気分でもないし、よくわからない。

2.「小学校」「まだ方法や学問的な話で、絵とネームには手をつけてない」ということから、これから「今までやったことのない何か」を始めることを予告している可能性がある。

3.手塚は特に正統派の神様を表したシンボルと思われる。マンガの授業なのに造形物を出していることから、枠からはみ出たこと(前衛・抽象?)ができるならやればいい、ということなのか。