その1)ある山に登ろうとしていた。森がちでそれほど高くない感じ。入口は寺社の敷地のようなところだった気がする。

現地の地図を見て登ろうとした。だが登山口らしきところに行くと、地図にはない土の手掘りトンネルがあり上り階段になっていた。辺りは工事中で、左手の石の瓦礫場で発破音があり耳がツンとした。

新しい近道のルートなんだろうとトンネルと覗いてみると、奥の方で誰かが作業しているのが見えた。まだ作っている最中のようだ。ここはまだ無理そうだと右手を見ると、封鎖された別の入口の前に迂回路の地図が貼ってあった。

知らない場所だし、この地図だけで登山道まで行けるんだろうかと不安になってきた。

 

【寝る前の思考】「自分らしさ」や「本当にしたいこと」というのは、たとえば成功者の多くやオタクなどはタワーのような鋭いピークだが、自分はそうではなく、なだらかな山(ただし体積や面積はものすごく広い)ではないのか。

今まではそのピークだけを見ていたために、いまひとつ情熱が足りないとか、他に本物があるんじゃないのかとか思いがちだったが、実は山全体(いわゆる浅く広く、好きなことは漏らさずやる)が自分の本質なのかもしれない。

【洞察】

1.答えだとすれば、そのことに気づき始めているが、そのための近道はまだ工事中(準備段階?)であり少し時間がかるだろう(=迂回路)ということなのか。

2.昨日の夢でも「ピークをならしてバランスをとる」という暗示があり、注目すべきであろう。

 


 

その2)ある大学にタダで入ろうと思っていた。関西には『霊泉』という名の芸大があった。西の霊泉、東の東京芸大が芸大の双璧とのこと。俺が入ろうとしていたのは霊泉だった。そんなに有名で難関なら、試験もなしに入るのは無理かなと思った。

 

【寝る前の質問】自分の本質は「なだらかで広い山全体」なのかもしれない。それはわかった。しかし、それで収入を得るというイメージが得られない。嫌なバイトは当然やりたくないし。

【洞察】

1.「霊泉」とは、霊的な力を宿した泉、自分のことなら芸で消費するMPや直感(泉だけにがんばると枯渇する?)を指しているのかもしれない。

2.東京芸大は、芸の天才ではなく「秀才」を養成する大学だと思っている。しかし自分が入ろうとしている「霊泉」はその対極で、アカデミックな実力とはほど遠く、直感や霊感(あるいはそれ以上の高次的な何か)を頼りにした力、ということなのか。しかしいずれにしても難関であり、テストがいろいろあって一筋縄ではいかなそうだが。

3.答えだとすれば、学問的ではなく霊的直感的な側面で芸術をやっていけば収入になるということなのか。

 


 

その3)嫁を流産させたか何かで、東山紀之が「俺のせいです」としきりに謝っていた。

 


 

その4)家電店のような所にいた。大学時代のバド部の同僚KKさん(金髪時代)を見かけた。大学を卒業して以来20数年ぶりという感じ(ただ、見た目は当時のまま)。

KKさんは誰かと、贈り物なのか小物商品を見繕っていた。

俺は「Kさん(愛称)久しぶり」といった。KKさんはしゃがんだ格好でキョトンとして俺を見上げた。俺は「KKさん、俺だよ」といった。KKさんはまだ俺だと気づかないようだった。

 

【洞察】

1.たまに出てくるKKさんは、名前や髪の色から、彼女の性格や関わりとは関係なく「お金」を想起させようとしている気がする。

2.KKさんは久々で俺に気づいていない。お金を得られるチャンスは久々に近づいているが、まだ手にできる段階ではないということなのか。