バイトNLはしていたが(空いている日に?)別のバイトをしようと思ったようで、その入社式に行った。アパレル系倉庫のバイトだった気がする。

田舎の田畑がちな丘を降りたところに古びた体育館があり、そこで式が行われていた。しかし、現役社員などがたくさん整列していて満員で、他の入社希望の人たちとともに入りきれなかったので、入口の太い木枠の格子の間から様子を見ていた。

社長らしき男は、全身ピンクで足元がひらひらしたステージ衣装を着ていた。ときどき奇妙な英語混じり(ジャニーっぽい)で、女の英訳付きでスピーチしていた。「私が見ているところでは厳しく指導するが、見ていないところでは関知しない」みたいな話をしていた気がする。

やたら揃った動作をさせる軍隊調で、これはダメだと思い、契約する前に逃げ帰ることにした。同じことを思ったのか、すでに門へ向かう人々がいて、それについていって帰ることにした。定職(バイトNL)があるんだから、まあそれでいいかと思った。

田舎道の丘を登った後、高校野球のベスト8か4あたりの結果を見た気がする。月岡ナントカという高校だったか、どっちも『月』の字があった気がするがよく覚えていない。