その1)ある小さな体育館で、大学時代のバド部のSZ先輩やある女などとバドの練習をしていた。先輩は顔や目線によるサーブのフェイントがうまくて全然取れなかった。そういえば他の先輩はともかく、SZ先輩からはろくに点を取れたことがないなと思った。

 


 

その2)知り合いらしい若い女たちとあちこち観光していた。(中略忘れ)

ある小さな古い建物(平屋の石造り?)が資料室として遺っていた。そこにはガラス工芸によるカラフルな家(?)の絵が1枚飾ってあった。色合いや質感がよくてけっこういい感じがした。

俺は「ドガだかガレだかの絵かな」みたいなことをいった。モノクロの大きな写真パネルがあったが、写っているのは作家ではなく、作家が飼っていたらしい猫で『ムーチャ』という名だった。

パンフ(?)などが置いてある台に、手巻きの納豆巻きがあり、食べると薄味ですごく旨くて「うめー」といった。そして「3個も?しかもタダで?」といった。観光客用なのか、箱入りの納豆巻きがタダのようで(しかも毎日らしい?)けっこうな金持ちだなと思った。他にも餅か団子か何かが1個ずつ箱入りで積んであった。それもタダらしい。

この建物の出入口から見える向かいには、セレブ向けっぽいレストランかカフェのような店があった。

それからほどなく、俺はガラス張りの壁に向きあうように座った。その先は室内プールだった。競泳水着の胸のでかいアジア系の若い美女(俺と一緒にいた一人か?)が笑顔で手を振り、プールサイドを歩いていった。俺もフッと微笑で応えた。遠くには選手らしき男たちもいて、ここは水泳のトレーニングセンターのような印象だった。

 

【洞察】

1.ガラス工芸によるカラフルな家の絵は、自分の作曲の方向性を暗示している可能性がある。芸術と実用を兼ね備えた(たとえばガレなど)感じが言い得て妙に思える。

2.猫の名前から察するに多少なりとも「無茶(作家的には冒険ともいう)をすること」と関係あるのかもしれない。

3.タダでもらえる納豆巻きやお菓子が何を示しているのかはよくわからない。

4.俺に手を振ってきた競泳水着のアジアン美女は、今行き詰まっている作曲のヒント(アジア系の楽器を使うとか?)なのか。