その1)見知らぬマンションの部屋に住んでいた。朝、これからバイトに出かけるところだった。玄関の鍵を開けようとしたがなかなかうまくいかない。いつもと違う方法で、平棒状の金属を引き上げるとあっさり開いた。これが正しい方法だったのかと知り「なんだ」といった。

オレンジジュースの残りがあることを思い出し、冷蔵庫のペットボトルを飲み干した。そのとき何十リットルはありそうな巨大なペットボトルが床の上にあるのが目に入った。ここに入居したときのやつだと気づいた。中身はオレンジジュースだが、蓋が開いたままになっており、もう古いしほとんど蒸発しているし、流しに捨てることにした。

 


 

その2)夜明け頃、見知らぬ道路をチャリで走っていた。暗くてほとんど見えないが、チャリの発電ライトは重くなるので、右手に安物の青い容器のペンライトを持って走った。

あるとき、ママチャリの男に抜かれた。俺は「(先に)行け行け」とつぶやいた。その後、調子が上がってきたのかスピードが上がり、さっきのチャリを抜き返した。

それからどんどんスピードが上がっていったが、いつの間にか車のレースゲームのような感じになっていった。対向車も出てきてひどく難しくなり、ぶつかってゲームオーバーとなった。

いつの間にか見知らぬアパートかマンションの部屋にいた。メインで使っているスマホのようなもの(チャリの体験と関係している)と連動しているファミコンがあり、当時のいろんな安いゲームが入ったカセットが刺さっていた。ふつうにチャリで走りたいのに(ファミコンのせいで)そのゲームになってしまって都合が悪いので、どうにか取り去りたいと思った。

 


 

その3)高校のような教室で何かの授業を受けていた。

一番前の席にいて、手前の棚にある自分のケータイか何か(wimaxワンセグテレビのように大きい受信機)がバイブした気がした。それを取ろうとしたら、別の人の旧式のテープレコーダーのようで、再生されてしまい、女の声が小さく流れた。持ち主らしきむすっとした少女がやってきて、俺は謝ってそれを手渡した。

自分の機種には着信が入っていて、後で確認しようと思った。アンテナが少し曲がっていて(カバンに入れてたせい?)手で直して小さく収納した。

授業が終わり外に出た。母校のMY大っぽい感じのキャンパス。一度卒業したはずだが、今回は別の学科で入学していたようだ。バド部の後輩に出会うかもと思ったが、サークルハウスへは行かなかった。もう過去とはあまり関わらない気でいた気がする。

建物内に今はどんなジュースが売ってるのか、自販機を見ていいのがあったら買って飲もうと思い、学舎に入った。

そこの奥(古風な木造の感じ)で何かしていたがよく覚えていない。そういえば、生活費はバイトか何かでなんとかなっているが、学費は再び母に200万払ってもらっていると気づいた。月に換算すると十数万、4年で800万。これ以上借りを作りたくないので、この大学は入ったばかりだがもう辞めようと思った。奥のエリアから出ようとしたとき、いつの間にかズボンを脱いでいることに気づき、慌てて取りに戻った。

外に出ると、見知らぬ大学生の男Aが、池の淵にまっすぐ突き出しているブロック塀上の先端にいた。Aはバランスを崩し、俺に助けを求めた。俺は走っていってAの手を取った。池に引きずりこまれそうになったが、どうにか塀に手をかけて(そんな腕力があるのがちょっと不思議に思ったが)2人とも池には落ちずにすんだ。

Aは地面に座り、他の方を見てへらへらしていて、俺に関心がないようだ。俺は腹を立て「助けてやったのに礼も言わないのかよ」みたいなことをいった。その後もAは気ままな行動をしていた。俺は我慢できず、そいつの喉にぐっと手をかけ「殺してやろうか」といった。それでもAはへらへら笑っている。俺は苦笑して「おまえ面白いやつだな」といった。

その後、見知らぬ子供(?)と3人で、遊園地(?)っぽいエリアの入口に立っていた。そのとき保険か何かの勧誘らしき女(20〜30代?)がやってきた。俺は「保険に関わるのはごめんだな」みたいなことをいって、一人でそこから去ろうとした。

いつの間にか見知らぬ下宿に帰っていた。さっきのでかい受信機の着信内容を画面で確認した。見知らぬ少女からのメッセージで、恋文のような文面だが、その練習ともとれそうな拙い感じのものだった。大学時代の友人TKか誰か他の人に送ろうとして、BCCか何かで間違ってこっちにも送られてきたんじゃないのかと思った。