飼い主がいないらしい犬を見ていた。放置するわけにもいかず、ある事務所のようなところで中壮年の女Aに問い合わせた。Aは「本当のことを知りたいですか?」みたいなことをいった。俺が「はい」というと、Aは「飼い主は瀧という19歳の女で、今度ポーランドに渡るそうです」といった。

海外に住むので飼えなくなり、女は犬を手放したようだ。捨てたようではないが、預けた人がぞんざいな者なのか、詳しいことは不明だった。自分の都合くらいで手放すとか、犬をその程度にしか見てないのかよと思った。