その1)北国の方面だったか、春か夏に遠くで結構長い旅をしていた。野山など(解読不能)歩いてチャリにも乗った。特にチャリに乗っているところを何らかの方法で遠距離から自撮りしたものを見ていた。俺が自撮りするのは珍しいと少し思った。

膝がかすかに痛むが、やりすぎない程度の長さの山行や輪行であるのが良いと思った。

旅は明日が最終日で、その日も結構たくさんまわる予定だが、計画を立てていないことに気づいた。出発前に全部計画して出たはず(そういう性格だし)なのに、その日がまたく空白なので焦った......ところで目が覚めた。

 


 

その2)俺がいる大学くらいの学校で何かの催しがあり、俺は作曲した音源を出そうと思っていた。試聴してみると、初音ミクで作った曲がすごくかわいい。これは未収録だったので、カセットか何かから抜き出して必ず提出しなければと思った。

夜、実家の2階に行くと、雨漏りがひどかった。さすがに(築)50年も経つととそんなもんかと思った。カセット(昔のAXIAの茶色透明のやつっぽい)のB面が空いているのでそこに入れようかと考えていると、外の空でゴロゴロいいはじめた。

白く光ったとき、近いと思い、俺は耳を塞ごうとした。あまりうまくいかず不十分かなと思った。そのとき「耳を塞ぎなさい」みたいな謎の声がどこかであった気がする。すごい音がしたが耳は無事だった。

ここで外からの視点になり、雷が実家に落ちたとわかった。屋根からもうもうと煙が上がり、これでさすがに(絶縁体っぽくなるので)2度は落ちないだろうと思った。俺は廊下に出ると、1階にいる母に向かって「うちだようち、アンテナが吹っ飛んだ」と興奮気味にいった。2階の廊下の床も少し焦げていた。

 

【洞察】

1.作曲に関する何らかの大きな転機を暗示しているようには見える。

2.ここ数年ボカロで曲を作る機会はないが、初音ミクがボカロ復帰を示しているのか、他のこと、例えばその後の展開から、ミクで作曲していた頃のやり方が完全に失われた(または役に立たなくなった)ことを示している、ということの象徴なのかはよくわからない。

3.実家のアンテナが吹っ飛んだのは(おそらくは古くからある)直感的に(曲などのアイデアを)受信する部分が失われた(そして別のものになる)ということなのか。