その1)海岸にある巨大な構造の建物にいた。あるとき、女が外に出て男がそのあとについていった。2人は恋人か夫婦のようだ。先行していた女は、絶壁の崖からはるか下の海に飛び降りていた。男はいつの間にか俺だった。かなりの高さがあるがそれほど恐怖はなく、俺も飛び降りた。

着水すると思っていたが、平坦な岩場に降り立った。女の方へ近づくと、やや奥まった巨大な岩壁にドアがあるのに気づいた。ドアには『○○(失念)のアトリエ』と書いてある。ここの人は、自然の中に住んでインスピレーションを得て創作したい芸術家なんだろうと思った。女はいつの間にかいなくなっていた。

ここが巨大構造物の最下部のようだ。さて戻ろうと思い、建物に入ってしばらく行くと、いつの間にか1階部分の感じのところに出た。その前後で知っている親しい若い女に会った気がするがよく覚えていない。

目的の場所へ帰ろうとしてある通路に入った。先に行けるように見えたが、気づくとすぐに窪んだ行き止まり(赤いペンキか何かが枠に塗ってある?)になった。何のためにこういう無駄な構造を作ったのか不思議に思った。

さっきの1階部分に戻り、さてどうしたものかと思っていると、見知らぬ女を見かけた。俺は道に迷ってはいたが、それを割と楽しんでいた気もする。

 

【洞察】

1.海岸沿いにある巨大な構造物は、自己の複雑かつ巨大な能力を表しているのか。

2.いったん外に出て崖から飛び降りるのは、自分を外側から(客観的に)見る(それには勇気が要る?)ことを暗示しているのか。

3.最下部のアトリエは「自然の近くや中にアトリエを構えて創作することが根底にある望み(あるいは人生のテーマ?)」であることを示しているのか。

 


 

その2)深夜、見知らぬ部屋にいた。ちょっと揺れたかなと思うと、それは少し激しくなって、俺は「待って待って待って」といった。するといったんおさまったが、再び揺れ出した。テレビでは『千葉のあたりが震源』と伝えていた。

部屋の壁際に、三波伸介らしき人が座っているのに気づいた。そこは有名な故人がやってくるシリーズ企画か何かのようだった気がする。

なぜかはよくわからないが、数千万円持っていたら、実家の方にいても躊躇なくすぐ飛行機で都内へ帰ってこれるのにと思った気がする。

 


 

その3)千葉の印旛の広告(田舎に住む的なやつ)を見ていた気がするがよく覚えていない。

 


 

その4)夜だったか、町の会館のような部屋にいた。地震か何か天災があったようで、老人が多く集まっていた。俺は食料を確保していたらしい。俺はとりあえずそれでいいが、彼らはそうでもないようで、大変そうだなと思った。

ある婆さんが、ビニール袋に1個だけ残っている小さなイチゴ(なぜかスイカの種が1つ混じっている)をくれた。こんな状況でもらうわけにもいかず1度は断ったが、やはりくれるようなのでそれを食べた。ちょっと腐りかけの味だったが、我慢して飲み込んだ。

 


 

その5)実家の居間にいた。母が、俺が仕事を辞めて金がないだろうからと8万円くらいくれようとした。俺は「仕事を辞めたわけじゃないから」みたいなことをいって断ろうとしたが、もらえるものはもらおうかと思った気がする。

 


 

その6)ある家の居間(?)の床に、スーツ姿の若いドイツ人Aが仰向けに寝ていた。俺(たち?)は日本の祭りか何かの用意があるようだった。Aもそれに出たいようだったが、できないらしい。仕事で忙しいのかと思ったが、Aは英語で「キャンサーを患っているので(その体力がない?)...」と事情を説明した。

祭り(?)のイベントを彼に見せることで元気づけられないか、考えていた気がする。