現下宿にいた。近所の子供なのか、下宿のゴミ置場の辺りで何か水を捨てる音がする。どうやら、いらなくなった古い牛乳を道端に捨てているようだ。人んちの敷地やそのすぐ近くで何やってんだと腹がたった。とはいえ、子供のやることなのですぐどこかへ去るだろうと思っていたが、子供らはそれからしばらくものすごい量の牛乳を捨て続けた。溝から下水に流れ落ちるだろうが、それにしても洪水のような大量さだと思った。

それから下宿前の道路を見ていると、真ん中に1m四方くらいの正方形の穴があいているのに気づいた。小学生くらいの男の子がそこを覗いている。知らない人が通ったらそこに落ちて大ケガするかもしれないと不安になった。

 

【洞察】

1.大量の牛乳を捨てているのは、精子の老廃物を捨てることを喩えいてる可能性がある。

2.牛乳は、かつては栄養だったが今はいらないものの喩えだとすれば、思い当たるのは書物くらいしかないが。

3.道路にあいた正方形の穴がよくわからない。落とし穴にしては目立ちすぎるし形もきれいすぎる気がする。