その1)ある大きな坑道を歩いていた。見知らぬ少女Aと、何かの先生らしき中壮年の2人がいた気がする。途中、オレンジ色の石と水晶のような塊が混ざった結晶の原石がそこらじゅうにある場所に出た。俺は美しいそれらを見てテンションが上がった。
先生らと「ここがどこだったか」という話題になり、俺は一度来たことがあるような気がして「たしか......豊羽鉱山?」といった。
その後、高さ50cmもない低く狭いトンネルを、Aの後についてはって抜けようとした。地面を蹴って一気に抜けようとしたがうまく蹴れず、胴体がトンネルに引っかかったまま止まってしまった。まずいと思ったとき足側の方で落盤があり、半ば生き埋めになりそうだった。腕を立ててつっぱっていれば少しはもちそうだが、そう長くは耐えられそうにない。誰かに助けてもらわない限り脱出できそうになかった。


<解釈その1>
鉱山・・・(ベサーズ解釈)無意識。自分の内面に潜んでいる財宝。
洞窟(洞穴)・・・(ベサーズ解釈)無意識の心。まだ探られていない自分の中にある側面。(ホロウェイ解釈)何らかの理由で避難が必要になったときに逃げ込むことができる心理的シェルター。
宝石・・・(ベサーズ解釈)内奥に宿るとても貴重な未知の能力、未発達の才能。とてつもなく貴重な天賦の才能が内奥にある。(フォンタナ解釈)評価されている。(マロン解釈)秘密の知識、富、愛。
トンネル・・・(ベサーズ解釈)新たな洞察力と可能性に満ちた現実に続く、意識のレベルによる通路。極端に視野が狭いのは、かたくなな心を表す。
廊下(通路)・・・(ベサーズ解釈)通り抜けるのに必要な道。脇に逃れることはできない。洞察への通路。(ウォレス解釈)進歩が何らかの方法で邪魔されている、最善でない決断を強いられている(トンネルなど〜を無理やり通る)。望む場所に到達できるチャンスが大きくない(小さなドアや穴)。古い習慣や頑固な権威者に縛りつけられている(石の〜、古い〜)。視野の狭いやり方(通気孔)。特定の方法で行動するよう期待されている(排水溝)。変化のチャンスについて考えている(怪しげな〜)。ドアの数は選択肢の数。
羽根・・・(ケイシー解釈)混乱した状態(漂っている〜)。新しい安定を獲得するために取り除かなくてはならないもの(むしられた〜)。達成。考え。熱望。
翼(ウイング)・・・(ベサーズ解釈)自由。新たな高みへ舞い上がる。無限。

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【寝る前の思考】(才能はあるはずなのに)仕事は成功しないし、彼女もいない、金もない、この先絶望しかない。何か救いはないのか。
【洞察】
1.坑道にある美しい原石は、無意識下にある大きな才能を示しているのか。
2.「豊羽鉱山」の名はここ何十年も思い出したことすらない。実家に一番近い鉱山という意味か、あるいは「羽が豊かにある(高い才能?あるいは多才?)」という意味か。
3.「狭いトンネル〜落盤〜生き埋め」は今まさに感じている不安、あるいは今後の出来事の予見と思われる。選択肢はほぼなく、生きる基盤を奪われ、生きながら死んだような状態で、もはや誰かに助けてもらうしか方法はないということなのか。




その2)何かを買うため、ある銀行(地元っぽい。ハマ銀?)から1万か2万下ろすはずだったが、何かの手違いがあり上手くいかなかった。どうしてもその金が必要なので、その後アキバ(?)へ行くことになった。
地下の入口(?)からソフマップっぽい店に入ると布袋寅泰が待っていた。布袋は「何で俺が来なきゃならないのかわかんないけど......」といいつつも、キャッシュカード(または1万だったか?)を貸してくれた。
俺は店内のATMで1万を引き出そうとした。しかし、ATMからの質問の番号の意味がよくわからない。『日付』とは今日のことなのか......。いや違うと思い、自分の生年月日を入力した。それからよくわからない6〜8桁の数字が出た。そこで俺は、さっきもそうだが操作を誤って金を引き出すはずがその番号で他の口座を作り(そのカード1枚でバーチャル?口座をいくつも別々に作って、口座ごとに預けることができるようだ)金を預けてしまったことに気づいた。
これではダメだ、やり直して金を引き出す手順をやらないと、と思った。そっちの方がはるかに単純な手続きだった気がする。


<解釈その2>
銀行・・・(ベサーズ解釈)エネルギーの保管室。無尽蔵の資質。無意識の集合したもの。いつでも引き出すことができる、あらゆる知識をアイデアの貯蔵庫。(パーカー解釈)安心感、願望達成の気持ちの影響、自身にたまっている何か(〜に預ける)。
お金・・・(ベサーズ解釈)人生にもうすぐ変化が起こることを表している。(ケイシー解釈)努力して得た収益または報酬。乗り継ぎ用の乗り物(または経路)。借金(好ましい条件であるが背後にひもがついている)。価値があり真実であるもの。成功を示すための基準または方法。与えてあげたサービスに対する感謝の印。お金儲けのチャンス。多額のお金を調達する必要(浪費の警告)。無駄になる紙幣(ギャンブルについての警告)。物質的世界とその価値。資産(お金に限らず)が必要なものは何でも必要なときに手に入る。力、権威、体力。時間とエネルギー、またはそのいずれか。愛。いんちき、不正、不誠実(偽金)。(フォンタナ解釈)思慮深さ、または自分本位(〜を隠す)。エネルギーや時間の不足(〜が足りない、探しても見つからない)。

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【寝る前の思考】その1の不安はわかっているが、何か救いはないのか。誰かが助けてくれるとでもいうのか。
【検証】2018.7.13に、2万くらいの金を下ろすため故障中のATMの代わりに窓口に並ぶ必要があるが、申請書が必要だった夢。
【洞察】
0.お金がエネルギーの喩えにしてはあまりに具体的で手続きも複雑なので、実際にお金に関係する話かもしれない。
1.必要額や最初は上手くいかない点が、検証の夢と類似かもしれない。
2.なぜアキバのソフマップへ向かったのか。その金はオタク趣味あるいはPCに関係しているのか。
3.布袋は嫌いなアーティストの代表格なのだが、夢の中ではなぜか協力的だった。これは誰かが助けてくれるのかという質問に答えている? 好きじゃない、あるいは意外すぎる人やジャンルから何らかの援助があるという暗示? あるいは七福神の布袋様(商売繁盛)のダジャレ?
4.「日付」について、生年月日だと思ったのはなぜなのか。年齢あるいは占い的な相性や宿命の話?
5.お金を引き出したいのに知らないうちに預けてしまっていた、というのはどういうことなのか。浪費はダメ(検証夢参照)だが、それ以上に出費をセーブしすぎているという意味か。質問に答えているなら、もっとお金(有益に限る)を使った方が救われやすい、という話?




その3)(半覚半眠の夢)みのもんたが司会の、マンガがメインのクイズ番組を見ていた。古今東西30〜40人くらいのマンガ家がゲスト席に並んでいた。
一方、解答者もしくはパフォーマンス(?)席には芸人たちが並んでいた。突然、顔を茶色く塗り丸い赤鼻をつけた中年男がアップになった。男は全身球体のようなコスチュームに身を包んだまま、全くしゃべらず顔の表情だけで何か芸をしていた。会場はシーンとしていた。俺も笑いどころがわからない。
妙な芸人だなと思っていたが、結局最後まで彼はしゃべらず、ラストの方で少し笑いをとっただけだった。
男の名は『つわびい』といった(風船太郎に顔が似ている)。アシスタントの女が彼の手紙を読み上げた。それはビートたけし(番組の主催者らしい)に送ったもので「22回目にしてやっと予選(番組の出場権らしい)を突破できました。こんな体でも何かできるもんですね」みたいな内容だった。そこでようやく、彼は耳が聞こえない芸人なのだと気づいた。


<解釈その3>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。

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【寝る前の思考】その2でもよくわからない。
【洞察】
1.マンガ家がゲストなので、マンガをモチーフにした作曲に関連していると思われる。
2.風船太郎に似た耳の聞こえない芸人は、一体何なのか。将来耳が聞こえなくなるという意味なのか、あるいはそんなハンデを負った者でもいつかは成功するからおまえも諦めるな的な話なのか。
3.「つわびい」という名前がよくわからない。何の連想も湧いてこないが。
4.ビートたけしが自分の中の芸人としての長(神格)だとすれば、大きなハンデを負った特殊な芸をする側面が(その手の22曲目の作曲、あるいは22年かかって?)ようやく表に出てきて、たけしにメッセージを送ってきた、という話?