日本映画の撮影所のようなところにいた。辺りは江戸時代風の日本家屋のちょっとした町だった。
誰かに何かを頼まれて、それを取りに行くところだった気がするがよく覚えていない。
街を歩いていたあるとき、下着姿のバナナマン日村がブリーフを半ば下ろした状態で足を引きずっているのに出くわした。彼は便がもれそうで焦っている感じに見えた。日村が「タオルを取ってきて」というので数をきくと「2つ」だという。俺は急いで近くの家に駆け込んだ。
家から出るとき、玄関にあった草履をはいたが左右揃ってなくて(片方は女物)足になじまない。ビーチサンダルにはき替えようと思ったが鼻緒が左半分しかなく、これじゃ不安定だなと思った。しかしないよりはマシだと思い、それをはいて道に出たがやはり歩きにくかった。
そこでふと肝心のタオルを持ち出すのを忘れたことに気づき、またその家に戻って取りにいかねばならならなかった。
そうこうしているうちにだいぶ時間が経ってしまった気がした。日村はすぐそこだったのだが、もう他の誰かに助けられていないかもしれない。もしまだいても「何してたんだよ」とツッコまれそうな気がした。


<解釈>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。
タオル・・・(ベサーズ解釈)清めの期間が過ぎたあと、温かく保護するもの。安心感。
靴・・・(ベサーズ解釈)基礎知識を養うこと。人生の旅の途中で自分を守るもの。役割。(ケイシー解釈)個人の基盤となるもの。基本的原理。物質的生活からの保護。人生における自分の役割。(ウォレス解釈)個性、アイデンティティ、社会的地位。(〜をなくした)それらを失った。

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【現況】作曲のモチーフが見つからず、他にやることが思いつかなくて悶々としている。
【洞察】
1.江戸っぽい街にいることから、時代背景的にマンガFKBのことを暗示しているかもしれない。
2.日村の格好や状態は、芸人らしい滑稽さともとれるが、便がもれそうなのは、何らかの不要物(芸術においてはそれを作品と取る人もいる)を吐き出したいことがもう我慢できない状態を表しているかもしれない。
3.足元がおぼつかないのは(古い邦楽についての?)基盤や基礎ができていないことを示しているのか。
4.道に出たと思ったらタオルを忘れているのは、足元(基礎?)をどうするか考えたせいで、肝心の救助アイテムを忘れてしまって、時間もかかっているし、本末転倒であるみたいな話なのか。
5.まとめると、伝統音楽の基礎も大事だが、それができてないこと(故にそこをちゃんとしなければならないこと)にこだわってしまうと、肝心の作曲ができなくなる、という話かもしれない。




その2)(昼寝の夢)見知らぬ低い山々を歩いていた。その間じゅう、アンビエンス的なBGMのような音楽Aがなっていた。音楽が止むとなにか物足りない感じがして、ずっとならしていたい気分だった。
それから山を登ったり下りたりしているとき、メインの音楽の裏にまったく異なる音楽Aを同時に流すと面白くなることに気づいた気がする。


<解釈その2>
【洞察】
1.作曲の新しい着想かもしれない。
2.ずっと何か作曲をしていないと(人生が?)物足りないという意味かもしれない。メインの作曲(一般的な音楽)をやるその裏で、アンビエント的な音楽もやりたい、ということなのか。特に不調のときは後者のみになる傾向があり、メインを休んでいる間も、なにかしらそういう作曲をしていたいということかもしれない。