その1)夜、高校からの帰り見知らぬバス停にいた。SNなどクラスメイトも何人かいた。オタクっぽい2人の男が、バス停標識柱のバス停名とその下にある路線経由地の概略を書き写していた。ずいぶんマニアックな趣味だな、でも路線図ならネットで調べられるだろうに、と思った。
オタクの1人が、チョークを使ってバス停右横の灰色のまっさらなボードに自分の名字を『林』と何度も大きく書き始めた。林の縦棒だけやたら長く、個性か何かを強調しているように見えた。それはともかく、これは公共物汚損だといおうと思った。すると誰かに止められた気がする。しかし、他の誰かがそれを指摘すると、オタクは寄り集まって戦いの構えを見せた。彼らはいつの間にか東京03の3人になっていた。
俺はそういうケンカには興味はなく、そういえばATMで金を引き出すのを待っていたことを思い出した(いつの間にかバス停左横にATMが3台くらいあった)。そこに並んでいた連中に利用する素振りがないので、俺は彼らをかき分けて入り、ATMにカード(ゆうちょだったか?)を入れた。
すると、小さな液晶画面が専用OSの起動画面になった。それがしばらく続くので妙だと思っていると、今度はひらがなを逆にしたり見たことのない仮名文字にフェイクしたりしたものが、クイズのように次々と表示された。なんと読むのかはさっぱりわからなかった。


<解釈その1>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
バス・・・(ベサーズ解釈)自分を表現するための大きな潜在能力。(ウォレス解釈)チームや組織を表す。計画の実行。(個人解釈)「バス クスリ 真の夢」(2015.10.14)という啓示有り。
灰色・・・(ベサーズ解釈)恐れ。

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【寝る前の思考】永住先(?)として気になる場所をだいたい回り終わったが、結局今いる場所が一番気に入っているのではないかという結論に至った。残る問題は収入だけであり、これで音楽で食っていければ言うことなしではないのかと思った。
【洞察】
1.バス停の名前や路線経由地を書き写しているオタクは、今の状況やこれから何が起きるか(一体何をやればいいのか)ということ(その心配や不安?)に固執する(=マニア)側面を表しているのか。
2.「林」が何を示しているのかよくわからない。子供の頃のクラスメイトの側面のことなのか、それとも森林(に関わる?)のことなのか。長い縦棒は背の高い樹木を喩えている可能性もある。
3.ボードが灰色なのは、白黒どっちつかず、あるいは憂鬱な状況を表し、それを打開すべく何か訴えているのかもしれない。
4.思考で収入について懸念しているので、ATMはそのまま「金を受け取ること」について表しているように思える。OSの起動画面は、お金を受け取る(宇宙の?)システムを起動している最中である、ということなのか。
5.ひらがなを素にして別の仮名文字を作ったようなクイズは一体何なのか。正常な仮名文字が普通の現実とすれば、ちょっと現実離れしたことが起きること(それに気づくかどうかのクイズ?)を予告している可能性もあるかもしれない。




その2)(前略忘れ)薬屋バイトの研修会(勉強会)のようなものに出ることになった。テキストを開いてみると、病気の各論や(平滑筋が云々など)生理学っぽいことが書いてある。しかし俺はもうこういうことに全く興味がなく、頭に入ってこない。これからは別のこと(仕事?)をしたいと思った。


<解釈その2>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事(バイト)。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。

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【洞察】
1.リアルの薬屋バイトについてはとっくの昔に引退しているし、今更感がある。
2.薬屋関係は(生業としての)作曲と関連付けられいるので、他人の病気や体の機能などに音楽が作用する学術的なこと(あるいはヒーリング効果のある音楽)については興味がなくなり、今後は別のことをしたいということなのか。




その3)(昼寝の夢)見知らぬアパートかマンションにいた。引っ越してきたばかりで部屋には荷物が散らかっている。部屋は4〜5階くらいの高い所のようだった。いい部屋だと思ったがだいぶ使い古した感じで、ところどころボロくなっていた。
特に窓壁の部分があちこち欠けていた。どうもさっきから白っぽい蛾のような虫がどんどん入ってくるなと思ったら、右側の部分の3ヶ所くらい楕円形の穴が空いていた。そこは別のガラスで埋まっていると思い込んでいた。また、窓壁の左側の底の部分もボロくなっていた。そこの楕円形のガラスを外して右側のさっきの穴を埋めようと思ったら、周りの部分が細切れに割れて下に落ちていった。窓の穴を同じ窓のガラス板で埋めるのはもうあきらめ、クズガラスは捨てることにして、後でテープを買ってきて補修することにした。
白い蛾(?)を捕まえようとしたときには、別の大きな羽虫(甲虫っぽい?)に変わっていた気がする。捕まえると大人しくなるが、全部追い出すのは大変そうだと思った。
夕方か夜になると、引っ越しの手伝いにきていた母が買い物から帰ってきた。夕食の材料などを買っていたようだ。テレビは持ってないしラジオもどこかにしまっていて、ネット(Wifi端末)もまだ設置してないのでradikoも使えず、これでは今晩どうにも静かすぎるので、どうしようかと思案していた。


<解釈その3>
引っ越し・・・(ベサーズ解釈)内面に大きな変化が起こっている。完全なる存在へと変化していくよう、成長している。
窓・・・(ベサーズ解釈)与えられた状況を超越して見ることのできる力。大きく開かれた予知能力、認知力。反対側の、次元を超えた気づきを開く窓。(ホロウェイ解釈)いろいろな視点や見通し。心の中を垣間みる。(フォンタナ解釈)外的世界を理解する能力(ユング説)。
ガラス・・・(ベサーズ解釈)ガラスが砕けるのは、幻覚、希望、意識、夢が壊れることを表す。ガラスを噛むのは、言葉で気持ちを表す難しさを暗示する。自分、または他人とのコミュニケーションに対する恐れ。言いかけたことを途中でやめること。
虫(昆虫)・・(ベサーズ解釈)小さなものに悩まされている。ちょっと迷惑なこと。(ウォレス解釈)小さな問題や不安が蓄積している、あまり重要でない問題に時間を費やすべきではない(害虫がいっぱい)。(ホロウェイ解釈)小さいことから大きな結果を生む。人的物的に周囲に頼る力が必要。厄介な人や状況、迷惑な行動(害〜)。自分の生活は健全か点検せよ(〜が侵入、汚す)。

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【洞察】
1.新しいことをやろうとは思っている(あるいは新しい状況である)が、あちこち(特に窓=気づきの力?)ガタがきていて、そこから少々やっかいな問題(先のことや金のことを心配する不安思考などのことか)が舞い込んできている、ということか。
2.窓を自前のガラスで補修するのは無理のようなので、後日何らかの補修手段を施す必要があるということか。
3.テレビもラジオもネットもなく耳が寂しいのは、作曲ができない期間、他にやることが思いつかないので寂しいと感じているのか。