その1)高校か大学くらいの教室で数学の実験(?)の授業を受けていた。講師は大学時代の薬化研のSTだった。授業---数文字解読不能---だったが早く終わったので帰ろうとすると、STは俺だけ呼び止め、隣(?)の教室でやっている数学(理論)の方へ行くようにいった。
それに従い教室を移ると、小学時代のYG先生が授業をやっていた。黒板にはびっしりと数式などが書いてある。YGは「今までどうしてたんだ」みたいな感じで俺をちょっと咎めた。いや、今まで他の授業を受けてたからこっちに来られなかっただけで......と釈然としない思いだった。


<解釈その1>
【現況】マンガSSRはラスト1曲を書くか(書けるか)どうかというところ。
【洞察】
1.これまでは実験的な曲をずっとやってきたが、残りは理論的な(つまり一般的な)曲を書くようにということか。
2.教師が大学の講師から小学校の担任になったので、学びのレベルが初歩的になること(その割には難しそうな数式に見えたが)を暗示しているのかもしれない。




その2)あるグラウンドで野球をしていた。スコアは6回か7回で7-7だった気がする。そこから勝つにはどういう選手を送ればいいか考え、パラメータか何かの配分を大きく変えた気がする。
あるとき、父(故)が「どうすれば時代を感じられるのか」と俺に訊いた。俺は「同世代の人と一緒に過ごせばいいんじゃないの?」といった。父はちょっと驚いたが納得したようだった。しかし、それには何の根拠もなかった。俺はそんなのハッタリに決まってるだろ、それくらい気づけよと思った。


<解釈その2>
野球・・・(個人的観念)野球やサッカー(の試合は)創作をプロスポーツに照らし合わせていると思われる。進行度、作品の状態(出来の良さ、取捨選択のせめぎ合い、バランスなど)、大会の大きさは曲のレベルを表していると思われる。あるいはフィジカルの状態。

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【洞察】「時代を感じる」とは「時代の流れに乗る」(つまりポピュラー的に売れる)という意味か。特定の世代が今欲している音楽を察して提供する、みたいな話? しかし「根拠がない」とか「ハッタリ」と思っているので、情報が不足しているのかもしれない。




その3)大きなスーパーの建物内にいた。俺は何者かに追われていた。ある若い女Aが俺を導き、倉庫のような部屋に入れて「ここで隠れているように」といった。
俺は高さ2m以上ある大きな荷物の陰に立っていたが、壁の上の方にコンクリの支柱か何かのでっぱりの陰が目に入り、そこならまず気づかれないだろうと思った。高い所なのでそこへ移動するか思案していると、物陰から急にパートらしきおばさんBが現れ、俺は驚いた。
Bは不思議そうな顔をした。幹部に通報されるとまずいと思い、俺は「しーっ、秘密の活動をしてるんです」といった。天然っぽいBは笑顔になり一応納得したようだった。
それからBは、30代くらいの店長(高城(たかじょう)という名だったか?)の陰口を言いはじめた。女の若い社員たちはこの倉庫の一角で食事をしているようだが、店長が自分の私物のパンツなどをその辺に置いていたので不衛生だと抗議して撤去させた、とのことだった。
以前、インストア薬屋でバイトしていた店の若い店長(ちょっと差別的で苦手なタイプ)が転職してきたのかと思ったが、似ているだけかもしれず確信は持てなかった。


<解釈その3>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事(バイト)。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。
追いかけられる・・・(ウォレス解釈)ある能力を示すチャンスだが、それに関わる責任から逃げようとしている(男女かギャングに〜)。抑えられない本能的衝動がある(動物に〜)。まだ開花していない強力な才能が存在するが、それを進化させ磨くのは骨が折れる(怪物に〜)。(ホロウェイ解釈)不安、緊張、ストレス。プレッシャーによって追い立てられている。

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【寝る前の思考】その1から、マンガSSRのラスト1曲の構想ができた。
【洞察】
0.スーパーの話だが、インストア薬屋(つまり生業の作曲)のことも関連していると思われる。
1.何者かに追われている割には、助けが入ったり、ハッタリでごまかせたり、話が店長の陰口に逸れたりして、何が重要なのかよくわからない。
2.「いい曲を書かなくてはいけない」というプレッシャーからいったん身を隠すようにということなのか。
3.あまりイメージのよくない若い店長は、音楽学校に通おうとしたが時期が合わず浪人していたバイト時代の店長に似ており、その頃の心労やプレッシャーと関係しているかもしれない。