その1)見知らぬ部屋に住んでいた。あるとき、窓を開けようと思って窓際へ行くと、カラスがこちらに向かって威嚇してきた。子育てシーズンだからだろうと思ったが、それにしても閉じた窓ガラスがわからないほどバカだったか? と思った。
なんか面白いので、俺は「カーッ!」と口を大きく開けて挑発した。カラスはムキになってすぐ近くを飛んできた。よく見ると、やや遠くの電線にもっと大きな一羽(目の周りが白く縁取られている)がとまっていた。こっちがオスかなと思った。
そのとき、部屋の中にいた水色調(リアルにある頭が白で羽に黒まだら模様のある種類)のインコが飛んできて窓ガラスに張りつき、コツコツとつつきはじめた。カラスは獲物と思ったのか、さらに興奮した。俺はインコに「あー、それ○○(失念)じゃないからね」といった。それでもインコはカラスに興味津々で、まだコツコツやっていた。


<解釈その1>
窓・・・(ベサーズ解釈)与えられた状況を超越して見ることのできる力。大きく開かれた予知能力、認知力。反対側の、次元を超えた気づきを開く窓。(ホロウェイ解釈)いろいろな視点や見通し。心の中を垣間みる。(フォンタナ解釈)外的世界を理解する能力(ユング説)。
カラス・・・(ベサーズ解釈)未知のものに対する恐怖。まだ知らない、自分の心の奥深いところへ飛行すること。(ホロウェイ解釈)生活の中の神秘。心霊的な能力、超個人的(トランスパーソナル)覚醒。何かの終わり。変化。人の不幸から利益を得ようとする連中。不幸話を繰り返すことが生きるエネルギー源の人たち。(独自解釈)俺の頭を何度も蹴った天敵。鳴き方も習性もとにかく醜くて嫌い。
インコ・・・子供の頃、自分では世話しないくせに何度も飼っては(不可抗力で)死なせてしまった、特に意味のあるシンボルと思われる。創作やアイデアについて暗示することが多く、元気なときは数日後によく曲が降りてくる。逆に元気がないときは不調のサイン。あるいは自分を世話(ケア)することについてか。

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【現況】モチーフのマンガSSRの続きで、曲WLを書き始めたが、これでいいのかどうか微妙。
【寝る前の思考】バイトを探すべきと思しき(経済的恐れから勝手に決めつけたリミットまで)時期まであと2週間ほどしかないが、それを覆すような何らかの希望を持てそうな情報も結果もなく、絶望的な気分。
【洞察】
0.カラスは個人的観念から「忌み嫌っていたり恐れを抱いている、ある事」もしくは「ネガティブな思考や感情」を表していると思われる。
1.この嫌悪感あるいは恐れは「(仕方なく)バイトをしなくてはならないのか」という思考に起因すると思われる。
2.窓は「気づきや心の窓」のことか。ガラスの部分が悟り(?)との境界と思われ、まだそれは開かれていないということか。
3.カラスを挑発したのは、件の恐れや嫌悪に対して思考がネガティブなちょっかいを出しはじめ、さらに不安を煽っているということか。
4.上記のことにもかかわらず、インコ(おそらくは作曲、自分の世話=生業?に関係)はカラスに強い興味を抱いている。嫌悪している事(バイトの話)の中に、いいアイデアや機会があるということなのか。作曲を活かせるバイトがあるとでもいうのか。




その2)(昼寝の夢)古典的なRPG風のリアル地下ダンジョンがあった。昔の作品のためか作りが単純で難易度は低いように思えた。
ダンジョン内のある部屋で、俺は床が抜けてないか(奈落におちないか)おそるおそる足先で確かめたあと、知り合いらしい男と共に、網のようなグラフのような何か(LogicProのオートメーションに似た感じ)を引っ張った。俺は「どんどん引っ張れるぞ。1万時間(?)までやっても大丈夫そうだ」みたいなことをいった。グラフの長さや幅はどんどん大きくなるようで、実質無限に近い数値まで余裕がある感じだった気もする。
その後、俺があまりにスムーズに事を運ぶのを羨んだのか、男(?)の誰かがダンジョンの入口を閉じようとしているのを察知した。俺はその手は食わないぞ、閉じられる前にここを出ようと思った。


<解釈その2>
洞窟(洞穴)・・・(ベサーズ解釈)無意識の心。まだ探られていない自分の中にある側面。(ホロウェイ解釈)何らかの理由で避難が必要になったときに逃げ込むことができる心理的シェルター。
床・・・(ベサーズ解釈)基盤、支え。人生の土台となるもの。

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【洞察】
0.その1の恐れや嫌悪(カラス)的なものとは対極的な夢に思える。
1.地下のダンジョンは、内的な意味なら無意識の世界、外的な意味なら(ある分野での)未知や未踏の世界を表しているのか。
2.なぜ奈落におちないか床を確かめているのか。作曲にハマりすぎ(バイトもせず金銭的に?)破綻や破産しないか心配しているのか。
3.いくらでも引っ張れるグラフのようなものは、LogicProのオートメーションに似ていることから、作曲での作業(時間?)のことと思われる。やればやるほどグラフは長く幅も大きくなるので、いくらでも作曲していいし、その分だけ可能性が広がる、みたいな話なのか。
4.入口を閉じ俺をダンジョンに閉じ込めようとする者は、順調すぎる俺を羨んでいることから、心配性や嫉妬深い側面(あるいは人格)であり、本来の人格を無意識世界に閉じ込めて(嫉妬深い?)別人格が自己を支配しようとしていたのか。
その人格に心を支配され、世の中の成功者に嫉妬しながらやりたくもないバイトをしようとしていた、というストーリーが見えなくもない。