その1)スキー場の山からだったか、街の駅に向かう小さなバスに乗った。チャラそうな運転手があまりに飛ばすので事故るんじゃないかと怖かったが、どうにかそうならずに済んだ。駅が近づいてきたとき、荷物(リュック)を始発駅に置いたままだったことに気づいた。今から戻るのは面倒に思ったが仕方がない、駅で降りて別便で山の駅へ戻るしかないと思った。
いつの間にか、どこかへ帰る飛行機に乗っていた。俺は砲弾の形をした白っぽいものを抱えていた。誰かの指示だったか忘れたが、この機体を破壊するためのものだった。
機内は夜なのか寝静まっている。いつ決行するのかずっと悩んでいた。よく考えると、弾を弄んでいるこの様子は監視カメラに撮られてるかもしれないと思った。この砲弾をどこに投げても客席を巻き込んでしまうので、ためらっていた。前方ならまだいけるかもと思ったが、よく考えるとこれでは俺はテロリストと思われてしまうと気づき、破壊工作はできないと思った。


<解釈その1>
スキー・・・(ベサーズ解釈)楽しむ時間。自由。あるいは生活のバランスを取ること。
バス・・・(ベサーズ解釈)自分を表現するための大きな潜在能力。(ウォレス解釈)チームや組織を表す。計画の実行。(個人解釈)「バス クスリ 真の夢」(2015.10.14)という啓示有り。
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
飛行機・・・(ベサーズ解釈)魂の覚醒と精神的な高みへ、新たに舞い上がること。飛行機の位置は、特別な問題、または状況に関する精神的な気づきや直感力を反映している。(ウォレス解釈)計画を成功へと導く方法。プロジェクトに積極的に関わっていること。(ホロウェイ解釈)職業上の難問を抱えて奮闘している。自分が温めていたプロジェクトや理想像が実現しないのか、悩んでいる。霊的、高い精神、超自然的感応。性的な領域。アイデア、革新、会話。
(原子)爆弾・・・(ベサーズ解釈)創造のために用いる潜在力と責任のある巨大なエネルギー。抑圧されて爆発寸前の強烈な感情。自分の内部の火、エネルギーであるクンダリーニを認識すること。(ウォレス解釈)大変化のチャンスがある。解放するのを恐れているかなりの潜在エネルギー。計画やアイデアがいつもつまづきや早まった決定に攻め立てられている(〜が空から落ちてくる)。巨大なエネルギーを解き放つ潜在能力があり人生を完全に変えられるが、この解放は非常に破壊的で、これまで引きずってきた問題もすべて吹き出してしまうのではと心配している(核兵器)。

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【洞察】
1.前半は、休暇から帰ってきて作曲作業にかかる途中の状態(現状)表しているのか。しかし大事な荷物を山に置いてきてしまい戻る必要があるのは、まだやるべきことがある(すなわち急いで作曲に戻ることはない)ことを示しているのかもしれない。思い当たるのは、マンガや夢の研究など読書のことで、そうなると旅の荷物は知識を表している可能性がある。
2.(帰りの)飛行機を破壊する目的の砲弾は、高い精神的な作業(夢の研究?)を中断・妨害しようとする行為を表しているのか。しかしそれはテロに匹敵する行為であり、実行(つまり中断)はできないということか。
3.白っぽい砲弾は精子を表している可能性もある。性的欲求不満を解放したいところだが、タイミングがよくわからないということか。テロリストに思われることを恐れるのは、利己的で狂信的な(?)恥辱的妄想を自己非難することを恐れている可能性もあるかもしれない。




その2)ある見知らぬ和風の部屋にいた。隣の部屋との境界の襖で、ボブ・サップと彼の息子らしき7歳くらいの日本人の男の子が、カードゲームで遊んでいた。
トランプ大の紙に手描きの絵がかいてある。サップが自分で描いたようで、オリジナルのカードゲームだった。凶暴そうな格闘的肉体とは裏腹に、意外な才能があるもんだなと、ちょっと感心した。
カードは片側に寄せた襖と襖の隙間に入れてあり、子供はそれをどんどん抜いていった(それはシャッフルのようにも見えた)。カードはどんどん大きくなっていき、大型のポスターくらいの大きさにまでなった。
どういうゲームなのかはよくわからなかったが、2人は静かに楽しげに遊んでいた。


<解釈その2>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。
絵(絵画)・・・(フォンタナ解釈)創造的な潜在能力(うまい〜)。模倣、混乱、心がふらついた状態(うまくない〜)。無意識がエネルギーをたくわえている(鮮やかな色の〜)。洞察力に乏しい(単調な色の〜)。

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【洞察】
1.ボブ・サップは凶暴な格闘家と思われていたが、実はそれは本意ではなく、優しく遊び好きな性格と見抜いているかもしれない。あるいはサップのような一見凶暴、獣的な側面は、創造的で独創的な遊びを求めている(がそれを何らかの理由で抑制している)ことの反動を表しているのかもしれない。
2.その1の砲弾も関係するかもしれないが、一見破壊的なものは「既存の枠を壊すこと(つまり独創)とそこへの批評に対する恐れ」を表している可能性もある。
3.手描きの絵、見たことのないオリジナルのカードゲームは、独創性(おそらくはオリジナリティの高い作曲)を表しており、カードがどんどん大きくなっていくのは、その欲求が今後高まっていくことを暗示しているのかもしれない。




その3)(昼寝の夢)見知らぬ都会の丘の上の住宅地にいた。俺はある組織の人物から敵軍の狙撃を任されていた。武器は弓矢だった気がするがよく覚えていない。
俺の部隊は2つのバリエーションがあった。3小隊で1組だが、2小隊は固定で残りの1つが可変だった。いずれのバリエーションにするか、待ち伏せする配置(2ヶ所のいずれか)をどこにするかに、狙撃の成否がかかっていた気がする。


<解釈その3>
標的・・・(ベサーズ解釈)ゴール、目標。
敵・・・(ベサーズ解釈)誤解し恐れていた未知の部分との戦い。

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【洞察】何の喩えかよくわからないが、作曲の話なら、2つのモチーフの候補のうちのどちらを選ぶかに成否がかかっているということなのか。