その1)夜、何かを駅に忘れたような気がしてそこへ戻った。行くと首都圏の郊外の私鉄っぽい駅があった。
財布はポケットにあるはずで、何か別のものを忘れてないか確かめに有人改札(自動はなし)から中へ入ろうとした。
ポケットに古い切符があり、まだ使えるものと思っていたが、駅員に見せるとダメといわれた。仕方なく初乗り運賃の切符を買うかと思ったが、そこまで価値のあるものだったか怪しい気がしてきたので、ためらっていた。




その2)見知らぬ男たちがカードゲームをやっているのを見ていた。
俺が見ている男の手札は、睾丸の精子量(?)を増減する要素があり、彼はそれを増やしていく方針のようだった。ただ、その度に周りの暗闇の部分が深くなっていくようでもあった気がする。