その1)見知らぬ家に越してきていた。そこは親戚のSGさん(一家?)が住んでいた所で、彼らが出た後を引き継ぐ形となっていた。
広い部屋が2つ連なっていた気がする。家具や家電などいろいろ残されていたが、冷蔵庫は新調してリビングに置いてあった気がする。ストーブはなく暖房はやや古い型のエアコンがついていた。電気代はかかるが煩わしくなくていいと思った気がする。
隣の部屋に行くと、南国の木のイミテーションやアウトドア風のベンチなどがあり、リラックス用の空間になっていた。よく見ると小型冷蔵庫(脚のような長いパイプが何本かついている)があり、新調することはなかったのかと損した気分になったが、もっとよく見るとそれは別の何かの家電だった。
不要そうな大きな物がたくさんあるので、いくらか整理したり処分したりする必要があると思った。


<解釈その1>
引っ越し・・・(ベサーズ解釈)内面に大きな変化が起こっている。完全なる存在へと変化していくよう、成長している。
部屋・・・(ベサーズ解釈)自分の側面を表す。(ウォレス解釈)自分の性格の様々な側面。新たな可能性(見知らぬ〜)。チャンスの大きさ(〜の大きさ)。才能や情熱の性質(〜の中にあるもの)。(ホロウェイ解釈)持っている関心や能力。

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【洞察】
1.なぜ親戚の家の転居後を引き継ぐ形となったのかが、よくわからない。
2.SGさん(故・夫)は有力者で金持ちだったせいか、部屋は中古だが、広いし家具家電は多いしリッチな感じはする。リッチな生活になること、あるいはストーブではなくエアコンであることから、彼らがかつて住んでいた東京の某所辺りに移ることの予見なのか。
3.冷蔵庫だけ新調したのは、リアルの冷蔵庫をもう20年近く使っていることに関係あるのか。
4.隣のリラックス用の部屋は、作業は大事だが休暇も必要ということなのか。あるいは、一見無駄とも思えるような空間や時間を作る余裕をもつべき、ということなのか。




その2)見知らぬ自宅の2階の自室にいて、夕食をとっていた。母が帰ってきたらしく、階段を上がってきて急に部屋の扉を開けた。俺はむっとして「おい!」といった。母は俺が飯を食っているのを見ると、すぐに下へ降りていった。
ベッドの上を見ると2羽のインコがいた。1羽は黄色で、かつて実家にいたやつかと一瞬思ったが、もっとずっと若く、新しく母に飼われたやつかなと思った。もう1羽は首がまるごとジェルっぽくきれいに透けていて、内臓とは違った不思議な中身(オレンジ色っぽい)が見える種だった。
2羽とも俺を見たのは初めてなのか、少し警戒して気が立っている感じだった。俺の食事の中にあった菜っ葉をやれば食べるかなと思った。


<解釈その2>
インコ・・・子供の頃、自分では世話しないくせに何度も飼っては(不可抗力で)死なせてしまった、特に意味のあるシンボルと思われる。創作やアイデアについて暗示することが多く、元気なときは数日後によく曲が降りてくる。逆に元気がないときは不調のサイン。あるいは自分を世話(ケア)することについてか。
鳥・・・(ベサーズ解釈)精神的自由さ。より高い気づきのレベルに到達する能力。ものごとのしがらみから自由になること。真実を伝える使者(白い〜)。(ケイシー解釈)メッセージの運び手。願望、思考、理想。テレパシー。高次の自己。(ホロウェイ解釈)楽しいときや幸せ、プラス思考や精神、個人的心理(青い〜)。(フォンタナ解釈)人生に新しい可能性がある、大切に育ててもらいたい欲求(卵や雛〜)。
ベッド・・・(ベサーズ解釈)万物を生みだす子宮。能力のみなもとへ戻ること。休息、くつろぎ、元気を回復するところ。育てるところ。性的なコミュニケーションを楽しむところ。安全を望むこと。神の加護に気づくこと。自分の中のいろいろなレベルとの特別な関係。個性を表すこと。(ケイシー解釈)性行為。道徳的基準に従う。他人への接近、親密性。休息、睡眠。無意識。

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【洞察】
1.飯を食っているので、今は心身の栄養を摂っている最中ということか。
2.インコが出てくると作曲への復帰が近いことが多い。ベッドの上にいるので、寛いでいると何かアイデアやメッセージが降りてくるのか。
3.「食事の菜っ葉をインコにやること」は、洞察1の栄養の中にアイデアを育むものがあるということなのか。
4.1羽は普通っぽいが、もう1羽がかなり特殊かレアな感じがする。そういう2曲を書くという予見なのか。




その3)RPGのような世界を見ていた。ある少女Aは魔法使いで、能力は高いようだがあまり器用ではなく経験も少ないので、敵(ライバル?)の魔法使いに騙されたりして苦心していた。しかし、Aの仲間は経験を積んだ魔法使いたち(2〜3人)で、Aがピンチになると敵に捕らわれないようサポートしていた気がする。


<解釈その3>
手品師・魔術師・・・(ベサーズ解釈)自分、または他人をだまそうとすること。幻覚の中に閉じ込められて空想の世界に生きること。ゲームをすること。エネルギーを変化させる能力を持ち、内なる世界と外界をコントロールする。
敵・・・(ベサーズ解釈)誤解し恐れていた未知の部分との戦い。

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【洞察】敵に騙されたりして苦心する魔法使いの少女は、恐れ(おそらくは経済的な)によってエネルギーを浪費したりする側面を表しているのか。しかし別の側面が経験を積んできてサポートするようになったので、恐れに捕らわれなくなりつつあるということなのか。