大学でいくつかの授業を受けた。教室は中学か高校風だった。内容の多くはよく覚えていない。
あるときクラスの知人ら(院時代の同僚TSなどがいた気がする)に物理や数学が苦手だという話をして「地理だったら得意なんだけどね」といった。実際、全く受験勉強しなくてもセンターで8割とれたことを思い出したが、そのことを言うには至らなかった。
理系なのに文系の一部課目が得意ということで、皆は「文系かあ」といってなんともいえない顔をした。俺は化学も(好きなわけではないが)一応得意だともいった。
友人らと黒板側の壁に貼ってある何かの表を見て検討しているとき、次の先生がきてしまった。
数学の授業は壮年の女教師A(知っている人のはずだが名前を失念)だった。Aが映像か何かを見せるとでもいったのか、クラスの皆は一斉に机を後ろに引いて詰めた。俺もそれに倣ったが、Aは「映像はありません。HTTPプロトコルによる云々...」といった。すると皆は机を元の位置に戻した。


<解釈>
【洞察】
1.今、特に何かを勉強しているという意識はないが、それでも何かを学んでいるのか。
2.地理が得意で(化学はそれなりに)物理数学が苦手なのは昔から変わっていない。それを作曲に当てはめると、化学は音の化学反応などのことで、物理数学は音響や数値的な操作のことか。しかし地理は生かされているのか不明。旅くらいしか思い当たらないが。本当に得意なことと向き合ってないということなのか。
3.「HTTPプロトコル〜」というのは、ネットの活用や技術に関する学びなのか、あるいは通信からの連想で人間関係のことか。




その2)(昼寝の夢)鎌倉の南部にあるらしい古い日本庭園にきていた。それは武士の時代からそこにあるようだった気がする。北の山々の方を見ると、夕空が真っ黄色に染まっていてすごく美しいと思った。また機会があったらここに来たいと思った気がする。


<解釈その2>
黄色・・・(ベサーズ解釈)平安、調和。恐れ。確信を持つ勇気に欠けること。(ホロウェイ解釈)芸術的な感性。予感や勘が正しいという直感的な自信。他人の好き嫌いに過敏。同情。

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【洞察】突然の鎌倉の夢。日本庭園にいて夕空が美しいと思ったのは、午前中に聞いた和風の音楽(蟲師のサントラ)に影響されたせいであろうか。