その1)『シエラ』というアメリカで1933年から続いている巨大音楽イベントに参加していた。同行者にはバナナマン設楽などがいた。
俺は演奏ではなく舞台パフォーマンスの1人として出ていた。コートやスーツを着た様々な国の男女が等間隔に正方形を作るような感じで並んでいた。
アーティストはELPグレッグ・レイクなどがいた。グレッグは全身銀色の衣装で熱唱したが、昔からかぶっているらしい銀色の頭頂の脳みそのようなものがちょっと見えるSFチックな帽子が理解されなかったりして、なんだか疲れているようだった。銀色の衣装もなんだか古臭くくたびれて見えた。
これから数日にわたって行われるイベントについて設楽は、全部まわれるのかとか体力がもつのかとか案じていた気がする。


<解釈その1>
有名人・・・(ベサーズ解釈)何かを教える人。導き、教師。(ウォレス解釈)特定の創造的才能やパフォーマンス能力を持つ側面を表す。隠れた才能、未知の能力の開花を促している。(ホロウェイ解釈)目標達成や問題解決に活かすことができる、その人に代表される際立った才能や資質。
舞台(ステージ)・・・(ベサーズ解釈)人生の舞台。自分を他人に表現する、または見せる方法。信念、態度、ふるまい。現在のパフォーマンス。(ケイシー解釈)何かを公にする。脚光を浴びたい欲求。発達段階。今一番関心や興味をもっているもの。
銀・・・(ベサーズ解釈)精神を護る、光、真実。

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【現況】モチーフTAの曲WMを少し書いてはみたものの、普通の劇伴に寄せすぎて全然楽しくないし、サビもまったく思いつかない。
【洞察】
1.この伝統的な大イベントがいったい何を示しているのか、さっぱりわからない。
2.舞台パフォーマンスは様々な側面のバランスをとるということなのか。
3.グレッグ・レイクプログレ的な音楽の象徴であろうか。本当はそういう前衛的なことをやりたいということ? あるいは前衛はもう古臭いということ?




その2)どこかの街のあるビル内の店先だったか、耳が遠くなってほとんど聞こえなくなってしまった。これでは残りの半生で音楽ができないとがっかりしたが、本を読む楽しみくらいはあるかと思った気がする。


<解釈その2>
耳・・・(ベサーズ解釈)しっかり聞きましょう。耳を澄ませましょう。
聴覚障害・・・(ベサーズ解釈)真実に耳をふさぐこと。聞こえているのに聞いたものを理解しないか、聞こうとしていない。

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【洞察】
1.曲は降りてきているが受け入れようとしていない、ということなのか。古臭い没個性的な音楽でも成長の過程で通らなくてはならない道なのか。
2.本でも読んで気分を変えろということなのか。




その3)実家の居間らしき部屋で、大昔の外国人が書いた紀行書(わりと薄い)のようなものを読んでいた。気になるところは青ボールペンで囲ったり、地理学的に知っている情報を書き加えたりした。
ふと時計(実家に昔あった茶色の四角いやつ)を見ると朝7時過ぎだった。3/4ほど読んだが、ここでいったん本を閉じることにした。


<解釈その3>
本(書物)・・・(ベサーズ解釈)あなたの人生の本。今生での目的。人生設計の知識。重要な学びが近づいている。(ケイシー解釈)知識。手に入れた教訓。記憶。アイデアアカシックレコード。(フォンタナ解釈)知恵、知性、人生の足跡。
古代人(古い)・・・(ベサーズ解釈)時の経過に耐えうる真実。多くの人生と学びを通して成長する、あなた自身の永遠の部分。知恵や実力をつけること。不要になった気質の一部分。

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【洞察】古い紀行書は、実際にそういう本を読むことを推奨しているのか、あるいはクラシカルな曲を参考にすることを示しているのか。後者であれば、やはり今回の古い曲調の作曲は避けては通れないということか。