その1)見知らぬ夜の街で、自分が書いてきたロック調の派手めな曲の演奏を始めた。中盤まではまあよかったが、後半のシンセソロは練習してないので、鍵盤を間違えたりピッチベンドを忘れたりしてグダグダになってしまった。まだ(デモ段階の?)初演奏なので仕方ないと思った。
演奏が終わると、ドラム担当(?)の男の所へ行き「シンセはひどかったけど、まあこんなもん」といった。男は無言だったが「了解した」という目をしてその場を去った。
他の人にも感想を聞いた気がするが、よく覚えていない。


<解釈その1>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。

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【洞察】(それっぽいモチーフはまだ見当たらない気もするが)ロック調の新曲を無意識下で構築している最中なのか。




その2)数学のテストを解答して、先生のいる場所に提出した。束の間そこでぼうっとしていると、アラサーくらいの先生に注意された。そのとき、名前を書いてないことに気づき「名前書いてもいいですか?」といって勝手に書き始めた。クラスは1年B組だった気がする。
先生は俺の答案の解説を始めた。俺は適当に相槌を打っていたが、数式が難しすぎて(分数の中にさらに分数があり、関数や指数も多い)何のことかさっぱりわからなかった。


<解釈その2>
テスト・・・(ベサーズ解釈)成長の学びのためのチャンス。

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【洞察】いつものことだが「数学」が何を示しているのかによる。シンセや電子音楽についてであろうか。




その3)何かの研究展示のようなブースに入った。そこにいたアラフォーくらいの大学の(?)先生は「ここの緯度と経度を(直感で)いってほしい」といった。今は東京にいる感じだったので、緯度を34度、子午線の明石からの距離を考えて東経を137度と答えた。
先生は何やらPCを操作していた。俺がいった数値に3DのCG都市地図が反応しているようだ。
計測緯度はかなり近くて誤差1度くらい(CG下の数値は約33度。小数点以下4桁まである)だったが、東経は242度くらいで「全然違っている」といわれた。その大きな誤差のせいか、CG内の俺の立ち位置は空中にいることを示していた気がする。
先生は「(数値の)出し方はわかるよね? こないだ説明した公式」といった。するとその2の夢とほぼ同じような複雑な関数式が現れた。


<解釈その3>
地図・・・(ベサーズ解釈)人生の設計図。たどろうと決めた道。方向づけ、目標。

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【洞察】
0.ちなみに実際の東京は北緯35度東経139度くらい。
1.CG内の数値が正しいとすれば、北緯33度(東経242度を換算して)西経62度で、大西洋のバミューダ諸島の辺りということになり、なんだかよくわからない。もう少し北西へ行くとNYなどがあるアメリ東海岸だが。国内だと北緯33度は九州や愛媛高知の辺りを通る。34度だと古代の神社やパワスポなどが多い中央構造線の付近。
2.自分が現在感じているポジションと実際(あるいは設定した大目標?)との誤差が大きい(ただし緯度はだいたい合ってる)ということか。緯度と経度の意味の違いは何なのか。空中にいるなら(目標や理想が高すぎるがゆえに)地に足がついていないということか。
3.「出し方はわかるよね?」といわれても、かなり高度で複雑な数式なので到底覚えられないのだが、いったいどうしろというのか。




その4)見知らぬ実家の居間にいた。俺は床に直に座りケータイでガンダムのアニメ(よく知らない新しい世代のやつ?)を見ていた。居間には親戚や知人など10人くらい来ていた。和やかなムードだったが、父(故)だけは重い病気で機嫌が悪く「寒い」とかいっていた。親戚のUTっぽい女は「怒っちゃった?」といって父に構おうとしていた。


<解釈その4>
父・・・(ベサーズ解釈)賢明で円熟した男性的な側面。神、保護者、大黒柱の資質を持つ側面。自分の父親に投影された気質。(ウォレス解釈)自分にとって大切だった生前の父親の性質。
病気・・・(ベサーズ解釈)不調和。感情が抑圧されている。心身や感情がストレスを受けている。魂や生命力が閉ざされている。(ウォレス解釈)情緒的に不健全な状況(命にかかわる〜)。(ホロウェイ解釈)あなたの自然な生活、望むとおりの生き方ができていない(不治の〜)。

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【洞察】他の側面はともかく、男性性あるいは父に関係のある性質が絶不調なので、今はアニメなどを見て寛ぐしかないということなのか。




その5)スマホとグーグルマップを使いながら、海の浅瀬を渡って対岸に行こうとしていた。目的地は地図の北(=上)の方にあり、そこを目指していた。
少し迷いながらも対岸に渡ると、今度は街の郊外の道路を行くことになった。しかしよく見ると、今まであったはずの道が物置か何かで塞がっていて先に行けそうにない。妙だと思って地図と見比べていると、いつの間にか未舗装ながら細い道ができていた。
そうしている間、猫が3匹くらいこちらにやってきて俺の方を見上げたりした。
地図をズームアウトしてみると、この細道を行くと通常の道路につながり、北へ行けそうな感じだった。ただ、もう目が覚めそうだとわかっていたので、今日はここまでかなと思った。


<解釈その5>
海岸(浜辺)・・・(ベサーズ解釈)意識と無意識の間にある境界線、または橋。巨大なエネルギーを海から引き出す能力を持っていて、無意識の未知の力を集めて人生の目標を実現するために使う。(ホロウェイ解釈)自分の中の限界線。新たな領域への入口。希望や変化の前兆。
北・・・(ベサーズ解釈)暗さ、不確かさ、無知。精神的な導きを求める場所。冷たい感情、フィーリング。北が上なら、正しい方向。
道・・・(ベサーズ解釈)人生の方向。上っているなら正しい方向。(ケイシー解釈)人生の旅。遭遇しなくてはならない厄介な状況(でこぼこ道)。資源をどのように使うべきかの選択、特に指針が必要となる人生の時期(合流点、交差点)。追及していく方向。運命。
物置(クローゼット)・・・(ベサーズ解釈)人生に対する姿勢、アイデア、記憶を蓄えておくところ。生活の一番大切なものごとから自分を隔離しているものを、少し処分する必要がある。
猫・・・(ベサーズ解釈)自分の中の女性的な気質。(ケイシー解釈)性欲。悪ふざけ(子猫)。独立。話し好き。(ホロウェイ解釈)女性的な性質やエネルギー。意地悪な人(主に女)。(フォンタナ解釈)無意識の想像力。直感力の上での女性的側面。

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【洞察】
1.なんとなく今後の展開を予見しているような夢に思える。
2.行けると思っていた道が何か(余計な過去の思考や観念とか?)に邪魔されているが、よくよく検討しているうちに通れるようになり、引き続き目的地を目指せる、みたいな話?
3.やってくる猫は曲のアイデアの可能性もある。