その1)日本の(あるいは中国伝来のだったか)古い文化財的な家具か何かのジョイント(?)が壊れていた。中国人の技師Aは政府の依頼を受けて来日し、その部分を診ていた。Aは「うーんなるほど、いやまてよ?...」などと難しい顔でぶつぶついっていた。どこかに電話すると、適合するパーツは品切れのようで、修理は難航しそうだった。


<解釈その1>
家具・・・(ベサーズ解釈)考え方、アイデア、態度。自分を拡張したもの。自身の立場をはっきり示す方法。自分を表現すること。
修理・・・(ベサーズ解釈)修理する必要のあるもの。
修理工・・・(ベサーズ解釈)体を日々維持する役目。肉体の手入れ。休む必要。

        • -

【洞察】
1.ここ数日中国がらみの夢が多いが、おそらくはあさって発売のモチーフTH(古代中国風の設定)の作曲についてと思われる。
2.作曲のアイデアは修正する必要がある上、その箇所を埋めるものがなかなか見つからず難儀することを予見しているのか。




その2)夕方か夜、ある郵便局にいた。何かをどこかに送る用があった。先客がいて順番を待っていると、局内はいつの間にか受付以外真っ暗になっていた。俺の番が来ていざ頼もうと思ったとき、宛先の住所を控えてくるのを忘れたことに気づいた。
そもそも誰に何の目的で物を送るのかさえ思い出せなくなり、困ってしまった気がする。


<解釈その2>
闇・・・(ベサーズ解釈)何か未知なものが無意識の扉から出現すること。または活力の乏しい、はっきりしない状況。

        • -

【洞察】
1.何かを誰かに送るということは「与える」ことに関係するのか。(元々受け取る方が圧倒的に得意なため?)人々に与えるための作曲をしようと思っても上手くいかない(目的やモチベーションが保てない?)という暗示であろうか。
2.誰かのために曲を与えるのではなく、自分が(アイデアを受け取って)楽しむために書けということなのか。




その3)神奈川のどこか、緩い坂を歩いていた気がする。右手の大きな建物は建設中のようだ。人生にいいことがあまりなく俺は絶望的な気分だった。
いつの間にか(?)横浜辺りの海上施設から垂らされたロープにつかまっていた。施設は海岸同士を結ぶ長大な1本の鉄橋のようなものにぶら下がる形で中間地点にあった。辺りはすっかり海ですっきりして快適に感じたが、ふと考えると東京から横浜辺りの首都圏は完全に水没してしまったことに気づいた。そこに憂いは全く感じなかった。むしろ未来SFっぽさがあってテンションが上がった気がする。
施設の真下に同じくらいのサイズのちょっとした島があり、そこを足場にロープでターザンのようにスイングするのは気持ちよかった。他にも同じことをしている人を何人か見かけた。
海岸や施設をつないでいるのは1本の鉄橋でしかないが、そこは人々が通れるよう通路に改修すべきだと思った。


<解釈その3>
海・・・(ベサーズ解釈)尊重され賢明に活用される、巨大な感情のエネルギー。生命力のみなもと。(ホロウェイ解釈)豊かな生命力、神秘。(フォンタナ解釈)無意識に向かい合うこと(ユング説)。
海岸(浜辺)・・・(ベサーズ解釈)意識と無意識の間にある境界線、または橋。巨大なエネルギーを海から引き出す能力を持っていて、無意識の未知の力を集めて人生の目標を実現するために使う。(ホロウェイ解釈)自分の中の限界線。新たな領域への入口。希望や変化の前兆。
橋・・・(ベサーズ解釈)移り変わり。古いものを手放し新しいものを取り入れること。成長のための新たなチャンス。人生の新しい目標へ向かう出発点。知性的、創造的な直感力をもつレベル。(ケイシー解釈)生活をやりくりする方法。生き方の土台。転機。対立しているものの間の繋がり。困難に打ち勝つ方法。
ロープ(縄)・・・(ベサーズ解釈)クンダリーニパワー、生命力。命綱。
廊下(通路)・・・(ベサーズ解釈)通り抜けるのに必要な道。脇に逃れることはできない。洞察への通路。(ウォレス解釈)進歩が何らかの方法で邪魔されている、最善でない決断を強いられている(トンネルなど〜を無理やり通る)。望む場所に到達できるチャンスが大きくない(小さなドアや穴)。古い習慣や頑固な権威者に縛りつけられている(石の〜、古い〜)。視野の狭いやり方(通気孔)。特定の方法で行動するよう期待されている(排水溝)。変化のチャンスについて考えている(怪しげな〜)。ドアの数は選択肢の数。

        • -

【寝る前の思考】その1や2から、作曲しても上手くいかないような暗示に思えるが、それではいったいどうしろというのか、全く訳がわからない。
【洞察】
1.前半は曲を書いても書いても成功できず、今まさにそんな気分ということであろう。
2.東京圏はこれまでの傾向から自己の核心(やりたいこと等)を表していると思われる。海が潜在意識であれば、首都周辺が水没したのは、自己の核心が潜在意識に支配された(あるいは優位になった)ことを表すのか。あるいは潜在意識にすっかり委ねよという暗示か。
3.海岸を結び施設を支える鉄橋は顕在意識との接点を表すのか。人々が通れるよう通路にすべきと思っているので、顕在している様々な側面が潜在意識と交流できるようにという配慮であろうか。
4.その他、首都圏が実際に水没する(その後人生がすっかり変わる?)という予見、あるいはその願望の現れ(一度この国や人生をリセットしたい的な)、首都圏で暮らすプランあるいは自己の核心を捨てること、の可能性もある。




その4)今日からアキバの古びたショップでバイトすることになっていた。店舗は2つあり、マニアックそうな何かの店(左)とPCサプライ的な店(右)が並んでいた。俺はとりあえず右の店で働くらしい。店主らしき中年男と、その身内なのかアラサーくらいの女のあとについて店の中に入った。
メインの経営はおそらく左のマニア店の方で、こちらの店はほとんど趣味か暇つぶしで続けている程度の品揃えしかない。俺は主にここの店番(レジ)の仕事らしい。商品の知識はあまりないが、深く突っ込まれない分、薬屋のバイトよりはマシな気がした。
奥の1畳もない事務所に3人で入ったがあまりに狭いので、俺が「(ドアを)開けた方がいいですか?」というと、2人は「開けて」といったので、それに従った。
スケジュール的には昼は薬屋でバイトして、夕方〜夜はここに来ることになるのかなと思った。ゆくゆくは薬屋をやめて、収入は少ないもののここだけでやっていけたらいいと思った気もするが、定かではない。


<解釈その4>
左・・・(ベサーズ解釈)知的で道理にかなっていること。ものごとを受け取る方。
右・・・(ベサーズ解釈)与えること、創造力、直感、神の気づき。右へ進むなら正しい方向。
狭い場所・・・(ベサーズ解釈)狭い、限られた目標。狭められた選択肢。目標に達するための近道かもしれないが、通り抜けるには訓練が必要。
部屋・・・(ベサーズ解釈)自分の側面を表す。(ウォレス解釈)自分の性格の様々な側面。新たな可能性(見知らぬ〜)。チャンスの大きさ(〜の大きさ)。才能や情熱の性質(〜の中にあるもの)。(ホロウェイ解釈)持っている関心や能力。

        • -

【現況】ReaktorのFORMをいじってみて面白そうと思ったので、これを使って何か実験的なことをやってみたいと昨日思った。
【洞察】
1.「アキバのPCサプライショップ」「趣味か暇つぶし程度の品揃え」...そこでバイトすることは、自分が楽しむためもしくは現状の暇つぶしがメインの作曲(おそらく電子音楽)を表していると思われる。
2.左にあるマニア店は、この先にさらにマニアックな世界があること(シンセ音楽は無限性があるので)を暗示しているのかもしれない。
3.事務所がひどく狭いのは、現状の選択肢が著しく限られていることを示しているのか。
4.薬屋のバイトはおそらく食うための作曲で、アキバでのバイトは自分本意(いい意味で)の作曲と思われる。いずれは後者だけでやっていきたいということか。




その5)(昼寝の夢)午後3時か4時頃、実家の薄暗い居間にいた。2年後までにだったか就職(?)する必要があった。俺はドリマトーンを習っていたが、それを今やめるかもう少し続けるか母と相談していた。仕事について母は「(オルガンを)教えるのはどう?」といった。俺は「そういうのは向いてないから絶対に嫌だ」といった。
それから職か収入について何らかの議論をした気がするが、よく覚えていない。ただ、何らかの良いアイデアを提示して気分は良かったような気がする。


<解釈その5>
【洞察】
1.2年後というのは今年を含めた2018年ということか、それとも2019年か。資金源はもう絶たれてしまうので自動的に前者ということになるし、来年までにどうにかしなくてはならないとは常に思っているが、もう時間がないというのに何の解決策も見つかっていない。
2.リアルでドリマトーンを習っていたのは高2までだが、ここでは修行(学び)としての作曲を意味するのかもしれない。学びの時代はもう終わりで、これからプロとして活動する(教える側に立つ?)ことを示唆しているのか。
3.「オルガンを教える」というのは対人的なレッスン(教室の先生)という意味ではなく「ミュージシャンズミュージシャン」を目指せ、ということなのかもしれない。「絶対に嫌だ」といったのは直接対人的な指導者(文字通りのオルガンの先生)が向いてないといいたかったため。
商業的にはそれほど稼げないが、音楽家からは指示される(彼らの創作に大きく影響したり糧にはなる)方向をすすめている?