その1)夜、大学時代のバド部の者たちと釧路駅にいて、根室方面へ行く列車を待っていた。しばらく遠くを見ながらぼうっとしていると、2両編成の列車入ってきた。俺か誰かが「きたきたきた」といって皆に知らせた。ホームに出るとすでに地元の高校生など数人並んでいたが普通に座れそうな感じではあった。しかし車内に入ると後から学生らがダッシュで駆け込んでくるので、俺も急いでロングシート(座面はセパレート)3人分くらいの席を確保した。


その2)夕方、根室方面から釧路へ列車で向かっていた。途中『弥生』という小さな駅で降りたり乗ったりした。その際、弥生から120円区間の切符を買った。『弥生』の文字が大きくて太かった。
夜、釧路駅に着くと改札で2つの切符のうちどちらを渡すか迷った。一方は長い距離っぽい券だが、弥生の方を渡すことにした。ただ、16時頃買ってだいぶ経つので怪しまれないかと思ったが、何も言われなかった。鉄道マニアに見られたのかもしれないと思った気がする。
札幌方面へ向かう列車はまだ発車まで30分以上あるはずだが、すでにホームに来ていた。2両編成で、2両目はいつもの古い車両だが、1両目は400系台(?)の新型車両だった。シートは前向きと横向きがあったがすべてペアの座席で、カップル向きかよと一瞬思った。アナウンスによれば特急にも使われている車両とのこと。回送ついでなのか、あるいは夜行なので寝ても疲れにくい配慮なのかと思った。
ただ、よく考えると夜行の普通列車はずっと昔に廃止されているはずで、この列車もせいぜい釧路近郊の町までしか行かないことに気づき、どうしようとちょっと不安になった。


<解釈その1・2>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
部活(バド部)・・・(個人的観念)大学時代のみバド部に在籍。作曲などの修練、あるいは共作者たちとの社会的関わりについてと思われる。合宿はまた別の意味(集中的な鍛錬?)があると思われる。
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
列車・・・(ベサーズ解釈)人生の旅。方向を定め操縦していく力。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。適切な進路に従う。機関車ならゴールに到達するすさまじいほどの力。(ケイシー解釈)人生の旅。人生の状況において方向を定め操縦していく力(運転士)。物事を進展させて、成長・変化していく必要。好機。一連の考え。活力。軌道に乗る。(ウォレス解釈)特定のキャリアチャンス。自分が望むキャリアへの出発ホームを見つけようとしている(正しいホームに行こうとしている)。(ホロウェイ解釈)自分のレールを見直すとき。(フォンタナ解釈)旅の途中で援助を受けている。与えられた機会を取り逃がす(間違った〜、目的地を乗り過ごす)。
切符(チケット)・・・(ベサーズ解釈)新たな経験のチャンス。(ウォレス解釈)自分の望むキャリアの道へ進むチャンス。特定の決断をする自分の権限。

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【洞察】
0.一晩の夢で同じ場所に行ってもとに帰って来るのは初めてかもしれない。
1.東の果てのローカル線なので、枝葉的あるいはスポット的(120円区間という短い切符が特徴的?)に自己の核心(東京)から離れた作曲を予見しているのか。
2.「弥生」が果たして何を喩えているのか。3月とは考えにくい。モチーフTHの背景である古代中国が日本では弥生時代にあたるので、そのことをいっているのか。だとすれば2週間先(次巻の発売日)の話になるが。
3.札幌方面(釧路近郊?)に向かう列車は、さらにその次の作曲を示しているのか。




その3)大学4年かM2の秋くらいだった。しばらく実験をしてなくて卒研(または修論)が到底間に合わないと思った。だが担当の助教授KHは何も言ってこないし、課題もよこさない。どうせKB教授に怒られるんだろうなーと思ったが、他にどうしようもない感じだった。
このまま大学にいても仕方ないとか、でもよく考えたらとっくに大学(院)を卒業してる、と思った。


<解釈その3>
試験の準備をしていない・・・(ウォレス解釈)現実の生活で自分の振る舞いを批判的に見ている(このままでは他人に評価されないと思い込んでいる)。結果に期待しすぎている。(ホロウェイ解釈)がんばりすぎ。高い成果を求められるときの不安と緊張。オーバーワーク。
(卒業)単位が足りない・・・(ホロウェイ解釈)これまでやり遂げてきたことに対する自信不足。これまでの業績や知識を不十分だと思っている。前に進みたいのに何か障害があって、本当にやりたい分野に踏み込めない。

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【検証】定期的に見るタイプの夢。前回は2017.3.29
【洞察】
1.ここ最近作曲をしていないしモチーフも確定してないので、その態度を批判的に見ている(成功できないのではないか?など)かプレッシャーを感じているということか。
2.やるべきことはすでにやっているので、次の課題がやってくるまで待つしかない、という話なのか。




その4)ニコ生か何かでプロ野球の試合を見ていた。外野の1人が欧米白人で全裸だった。彼はどこも隠さずプレイしている。ときどき痒いのか局部をいじっている。足は速く守備も上手い感じ。よく見るとあそこが大きい奴だな(それが見せたくて裸なのか)と思った。


<解釈その4>
野球・・・(個人的観念)野球やサッカー(の試合は)創作をプロスポーツに照らし合わせていると思われる。進行度、作品の状態(出来の良さ、取捨選択のせめぎ合い、バランスなど)、大会の大きさは曲のレベルを表していると思われる。あるいはフィジカルの状態。
裸・・・(ベサーズ解釈)自分の本当のフィーリング、アイデアをさらけ出すこと。自分からも他人からも包み隠さないこと。(ケイシー解釈)肉欲。隠そうとしていた何かを暴露する。無視または無理解(故の無防備な状態)。非難にさらされたときの感情。世間に対して自分がつけていた仮面を脱ぐ。相手の本当の気持ちを知りたい欲求。謙遜。人生での使命を果たそうとしないこと。(ウォレス解釈)(人前で〜)自分がひどく弱い、危険にさらされている、と感じている。いつもは自信満々だが自分には致命的な弱点があると感じている。本当の自分や才能を表現したいという欲求。(ホロウェイ解釈)(人前で〜)変化への緊張。慣れない立場に戸惑っている。成功の反面、注目されて人目が気になる。(フォンタナ解釈)拒絶されることに対する恐れ。自分の精神的深さや、ありのままの自己。本性。本当の価値。
生殖器(性器)・・・(ベサーズ解釈)創造と再生のエネルギー。幻影を生み出す力、または幻影のみなもと。性のフィーリング、恐れ、希望、個性。男性的または女性的な気質。

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【洞察】なぜ欧米人なのかはわからないが、やりたいことや才能(=性器?)を隠さず表現せよ、ということなのか。