その1)薬屋でバイトしていた。搬出口(?)のような所で、たまっていた紙系のゴミを業者に渡していった。その中におまけや試供用の幼児向けのお菓子セットが混ざっていて、業者の壮年の男Aが指摘した。それは2種類あり、Aは1つを選ぶようにいった。
1つは『○○ボウロ』(○は失念)という焼き菓子で、もう1つは『△△ミルク』(△は失念)という瓶入りの甘い乳飲料だった。俺はボウロの方を選んだ。近くにいたパートのSTさんに何でか訊かれると、俺は「(ボウロは)知ってるやつだから。ミルクの方はよく知らない」と答えた。
Aはボウロについて「子供用だが大量に摂取すると体によくない」みたいなことをいった。パッケージの能書きを見た。中国製。『向精神(作用がある)』という注意書きがあった。


<解釈その1>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。
ゴミ(trash)・・・(ベサーズ解釈)乱雑。考えが混乱すること。はっきりしない、雑然とした考え。
くず(がらくた/dust)・・・(ベサーズ解釈)必要なくなった過去のもの、過去のアイデア。終始手放さずにいる感情の廃物。(ケイシー解釈)生活の中の無秩序や放縦。ほとんど価値のない、無意味なアイデア。取り除くべき体の毒や老廃物。
菓子・・・(ホロウェイ解釈)休憩したい、ささやかな楽しみ(生活がきつい、心の余裕がないとき)。おいしいところばかりに注目していて基本を疎かにしている。

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【現況】小説M1をモチーフにしようと思ったが、どうにも書ける気がしない。あまり乗り気ではない感じがするので、やめてマンガモチーフに専念することにした。
【洞察】
1.紙ゴミは、不要あるいは価値がないと判断したモチーフすなわち小説M1を表していると思われる。
2.「ボウロ」は昨日候補としてまず浮かんだモチーフSMのつづきのことと思われる。「ミルク」は類似した属性のキャラが登場するTAのことか。TAはまだ1巻しか出ていないので「よく知らない」といったのかもしれない。いずれにしても幼児向けお菓子の試供品なので、リハビリとか息抜き的な作曲と思われる。
3.「大量摂取すると向精神作用がある」ということから、向精神作用は「常習性、禁断・幻覚作用」を指しているかもしれない。「ずっと聴いていると癖になるので、あまりこだわらずさっと仕上げよ」ということか、あるいは「こういう曲調を続けると癖になるので、今回は単発にとどめよ」ということか。




その2)ある教室にいた。そこで様々な名曲が紹介された。作曲したのはすべて『阿部慎之助』というハンドルネームとは別のペンネームの俺だった。ただ、その名前は巨人に同姓同名がいて紛らわしいので『阿部』から『安倍』に変えようかなと思っていた。
楽曲は30〜40くらいあり、そのほとんどが先人の功績を改良したものだった。


<解釈その2>
【洞察】
1.なぜ阿部慎之助に喩えたのかよくわからないが、投打両方の要(超主力選手)という意味なのか。
2.自分が書いたいわゆる自他が認めた「良い曲」は先人の名曲がベースになっている、ということか。良い曲を書きたければ先人を参考にせよ(つまりは温故知新)といいたいのか。




その3)実家らしき家のキッチン(リフォーム前の位置)にいた。棚(?)の上には、袋入りの食パン(12斤くらいのやたら細かく切ったのもある)やラスク的な菓子パンなどがたくさん置いてあった。
消費期限を見るとどれもかなり古く、去年の6月くらいのまであった。見た目はカビてないしレーズン入りのは特に問題なさそうに見えたが、糖質などで防腐効果があっても所詮食パンなのでさすがにこれはまずいだろうと思った。
母を呼んでそのことを指摘した。6〜7つくらいあるうち半分が除かれた。残ったものにも(16年)12月というのがあった。もう3月だし古いので、それも指摘するつもりだった。


<解釈その3>
キッチン・・・(ベサーズ解釈)仕事の場。計画や案を手早く作り、養い育てるための準備をする場。
パン・・・(ベサーズ解釈)友好。人生の途上で助言を与えてくれるもの。人生の課題を学ぶプロセス。(ケイシー解釈)生命を維持するための最も基本的な力。将来の利益を得るために現在投資している積極的努力。人生から学んできたもの。お金。(ホロウェイ解釈)努力を積み計画を練り、着々と積み上げていく計画。揺るぎない土台や基礎。
食べ物・・・(ベサーズ解釈)心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)心に栄養となるもの。肉体を維持するすべてのもの。精神的な支え。精神を養うもの。(ウォレス解釈)自分の欲求を満たす能力。成功のチャンスを探り、それを最大限に生かすエネルギーを提供するもの。(フォンタナ解釈)自己保存、種の保存(フロイト説)。

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【洞察】古いパンはおそらく、読んだのに曲にせず放置してたモチーフのマンガと思われる。それらはとっくに作曲候補から外していたのだが、あえて掘り返してきたということは(その1のボウロの後は)まずそこから取り組め(捨てる=処理→曲に昇華すること、を意味するのか)ということかもしれない。




その4)東京らしきどこかの駅の2階(跨線通路?)にいた。ホームへ通じる階段を、痩せた男A、やや太った男B、太った男Cの3人が競走して駆け上がってきた。意外にもCが1番でAはビリだった。
次は下りで、今度はCがいきなり柵を越えて下に飛び降りて勝利した。BとCは太っていて膝を壊す可能性が高いので無理だった。下までの高さは3メートルくらいあり、俺も「無理だ」といった。
ふと気づくとCは美女Dと親しげに話していた。いつの間にかそこは街角(交差点脇?)に変わっていた。Dは手足のあちこちが透けたセクシーな服を着ていた。どこか日本人離れした感があり、近づいてみるとやはり東南アジア人だった。
DはさっきのCのすごい技を見てすっかり惚れてしまったようだ。「タイの人?」と訊くと「違う」という。「ベトナム?」と訊くと「そう」といった。なるほどベトナムも最近は裕福になってきて、気軽に日本に来られるようになったようだ。アメリカンならぬジャパニーズドリームをつかみに来たのかなと思った。
Dには同郷の連れの男Eがいて、2人の誘いでベトナム料理を食べに行くことになった気がする。


<解釈その4>
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
競走(レース)・・・(ベサーズ解釈)自分自身と競い合っている。勝つために側面すべてを統合すべき。

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【洞察】
1.男3人の競走がよくわからない。痩せている方が有利でモテるのか?
2.作曲の話なら、東南アジアが舞台のモチーフAAもまだ書くべき曲が残っていることを暗示しているかもしれない。
3.ベトナム人の男女と何か縁がある?