その1)実家の自室にいた。俺は大学4年で国家試験か何かを控えていたが、ほとんど勉強してなくて、こんなことでいいのかひどく不安だった。
それはともかく、明日か明後日あたりに父(故)の車で遠出することになっていて、父と母は荷物などの準備をすすめていた。俺は何を用意すればいいのかわからず、とりあえず財布だけ持って(車の小さな模型もあったかも?)1階に下りて車の方へ向かおうと思った。


<解釈その1>
試験の準備をしていない・・・(ウォレス解釈)現実の生活で自分の振る舞いを批判的に見ている(このままでは他人に評価されないと思い込んでいる)。結果に期待しすぎている。(ホロウェイ解釈)内面のプレッシャーを測るバロメーター的な夢。一度に多くの仕事を抱えすぎて苦しくなっている。がんばりすぎ。高い成果を求められるときの不安と緊張。勉強したことないことでも答えなくてはならないと感じている。
車・・・(ベサーズ解釈)現実の日常生活の自分。車が大きいほど望みを実現する能力は大きい。(ケイシー解釈)人生という旅をするための乗り物。これから何らかの事故が起こりそうという警告(自動車事故)。肉体。幽体。自分の考え方。野心的、精力的。地位、社会的立場。自制心、またはその欠如。(ウォレス解釈)個人的な欲求や野望。キャリアを発展させたいという熱意。特定の望みを実現するにあたり、どれくらいのパワーや能力をもっているか。(ホロウェイ解釈)目標に向かう今のあなたの姿勢。根拠のない自信不足、自然物の場合は立場そのものに障害が潜んでいて先に進めなくなっている(〜の障害物)。

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【寝る前の思考】本当は何を欲しているか、今の望みは何か。
【洞察】
1.前半は、頑張りすぎやプレッシャーからくる不安を忠告する類と思われる。今はあまり頑張りたくはない(成功しなくてはというプレッシャーが動機での作曲は控えたい?)ということか。
2.車で遠出するのは、モチーフを探したい、探すための旅(リアルでは現在進行中)ということか。




その2)実家で父(故)と話していた。カレンダーを見ると今は10月で、1か2日から9日まで試験で、その後すぐ火曜日(10日)から、大学(院)のYK研究室の旅行が予定されていた。「あまりに忙しくて(卒業用の?)勉強する暇がない」と話していた気がする。


<解釈その2>
カレンダー・・・(ベサーズ解釈)計画する時期とそれを実行するタイミング。開花の時期。成長の時。
テスト・・・(ベサーズ解釈)成長の学びのためのチャンス。

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【洞察】なぜ急に10月の話になるのか。カレンダーはリアルと同じで10月は1日始まりだった気がする。10月頃に何かチャンス(秋旅も?)があって忙しくなるということなのか。




その3)父(故)の車で、実家(?)の近所の自然公園のような所に出かけた。俺は敷地に入ったが、父は駐車場の辺りで待っている。
公園というほど特に何かあるわけでもなく空き地のような所で、そこを散策していた気がする。やがて、種まき前(または収穫後?)のほとんど土だけのトウキビ畑を横切り(土に足跡がつくので地主に悪いと心配になる)駐車場へ向かった。そのとき、白っぽい犬(うちで飼っているらしい)が先行して父の方へ元気よく走っていった。


<解釈その3>
公園・・・(ベサーズ解釈)美、気晴らし、元気を回復するところ。リラックスする時間。
駐車場・・・(ベサーズ解釈)車に乗って走り出す必要がある。あるいは、あまりに速く走りすぎている。ものごとを再評価し検討してみるべき。
犬・・・(ベサーズ解釈)自分の男性的な側面。(ケイシー解釈)信頼できるとは限らない性質・気質。誠実なものと不誠実なもの。人懐っこいが怒らせたら敵になるもの。攻撃性。直感的知識。従順。(ウォレス解釈)忠実で愛すべき仲間。(ホロウェイ解釈)愛情や忠誠。厄介な問題(襲ってくる〜)。(フォンタナ解釈)忠誠、忠実さ。保護、友情の必要性。(自己観念)無駄に吠える、とにかくうるさくて公害でしかない、デリカシーがない(小型〜)。
ペット・・・(ベサーズ解釈)自分で選んだ責任。養い育ててくれるもの。

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【寝る前の質問】YK研究室の旅行とは?
【洞察】
0.答えになっているかは不明。
1.めぼしいものに欠けた空き地の散策は、モチーフが見つからず模索状態である現状を表しているのかもしれない。父が駐車場にいるのもそういった「過渡期」を表しているかもしれない。
2.種まき前(または収穫後)の畑は、作曲の休耕状態や期間を表しているのか。
3.父の方(または駐車場)へ走っていく犬がよくわからない。過渡期の後、男性性の活力が戻ることを暗示している?




その4)夜、見知らぬ家のキッチンにいた。友人や知人らしき男が何人か来ていた。彼らは缶詰など主に食料品を差し入れ(?)に持ち寄ってくれたようで、あちこちにいろいろ並んでいた。俺はそれらをすぐ食べたかったが、本人らがいる手前ガマンした。
湯を沸かしていたようで、火を止めに行った。火を止めたのはいいが、その拍子に手前のコンロの火が点いてしまった。それを止めようとしたがツマミがちゃんと効かず、火は消えたもののカチッという音がしないので不安になり、改めて何度かカチカチやってガス漏れのないよう動作を確認しなければと思った。


<解釈その4>
夜・・・(ベサーズ解釈)ものごとがはっきりわからないこと。内奥に宿る導きの光を遮断すること。自分の中の未知の部分に入っていくこと。
キッチン・・・(ベサーズ解釈)仕事の場。計画や案を手早く作り、養い育てるための準備をする場。
食べ物・・・(ベサーズ解釈)心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)心に栄養となるもの。肉体を維持するすべてのもの。精神的な支え。精神を養うもの。(ウォレス解釈)自分の欲求を満たす能力。成功のチャンスを探り、それを最大限に生かすエネルギーを提供するもの。(フォンタナ解釈)自己保存、種の保存(フロイト説)。
火・・・(ベサーズ解釈)内部に宿るクンダリーニ、生命力。神聖な魂。(ケイシー解釈)不快な経験を作り出す恐れ。物事を完全にするための試練。激しい怒り。何かを焼いて無にできるもの。肉体疲労の原因となる状態。機嫌。情熱。苦痛。(パーカー解釈)肉体的・感情的潜在能力やそれを発揮する方法。(フォンタナ解釈)正反対の対立的な気持ち。破壊的だが清めるものでもある。明白さ、積極性や意識性。新しいことが始まる。激情や妬み。野心。
燃料(ガス)・・・(ベサーズ解釈)体に必要なエネルギー。ひと休みして燃料を蓄えよ。

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【洞察】
1.友人らが持ち寄った食料は、マンガや本や音楽など心身の栄養であり、モチーフの材料のことかもしれない。すぐに食べないのは(積ん読などは?)ガツガツせずゆっくり消化しろということなのか。
2.コンロの不調は、料理つまり作曲のためのエネルギーのON/OFFがちゃんとうまく機能するか、エネルギー漏れはないか(作曲に復帰する前に?)確認せよ、ということなのか。1曲書くと休むことを忘れて(あるいは恐れて)疲労するまでどんどん書いてしまうので、そういうことへの警告か。