その1)外国のどこかを航海していた。大潮を旗艦とする水雷戦隊だったか定かではない。あるときキャッチセール的な何かに捕まって、包丁のようなもので鱗をはぐように切られ、腕や足からひどく出血した。


<解釈その1>
切る・・・(ベサーズ解釈)自分の考え方や態度、必要のない悩みなどの古い部分を切り離すこと。血が出ているならエネルギーを消耗している。
血(血液)・・・(ベサーズ解釈)生命力、エネルギー。血を流しているなら、エネルギーを失っている。心配や疲れから、バランスがうまくとれずに疲れ切っている。(ケイシー解釈)健康または不健康を暗示する肉体の力。ある人の考えや理想(輸血は理想の伝達)。活気づける、生命力。力。親族。(フォンタナ解釈)生命力。犠牲や喪失(〜が流されている)。

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【現況】NI主催でレトロシンセ音源の半額セールがあり、欲しくなっていろいろ検討していた。そのせいで制作時間が削られた。
【洞察】その音源に関わったせいで制作のためのエネルギーを失った(または疲労した)、あるいはそれを買うとエネルギーや能力(の健康)を失う、ということか。




その2)製造工程に問題があり、○○年6月期限(○は失念)のある缶詰についた錆には何か悪いものが含まれており、食べると病気になるので回収している、という話を聞いた。
俺は手持ちのある缶詰をまるごと解体して中身の鮭中骨水煮だけを取り出した。ちょっと怖かったが、それは食べても問題なさそうだっが気がする。


<解釈その2>
錆び・・・(ベサーズ解釈)磨き上げるときである。心の中で成すべきことがある。忘れていた特質と才能を清め、磨き上げるように。
毒・・・(ベサーズ解釈)否定的な考え。恐れること、裁くこと。(ケイシー解釈)危険で用心すべき有害な状況。体に外になるよくない食事。体の排泄物が毒になってしまうこと。自分または他人に害になっている態度や感情。

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【洞察】
1.その1関連であれば、缶詰は音源パッケージを指し、錆はレトロ的な情感を指すのかもしれない。そういう錆的なレトロ感を追いかけると心身に毒である、ということか。
2.手持ちの缶詰のシーンは、すでに持っているNI音源(Kontaktに入ってるレトロシンセ)などについては問題ないということか。




その3)現下宿の玄関でアリを1匹見つけた。甘いものを見つけて寄ってきたのかと警戒した。するとアリはどんどん増えてあっという間に数十匹になった。女王アリのような大型のも何匹かいた。生き物はなるべく殺さない性分だが、このままでは迷惑なので「ごめんな」といって片っ端から潰していった。


<解釈その3>
アリ・・・(ベサーズ解釈)勤勉、多忙。迷惑なもの。自分の個性を失うこと。(ホロウェイ解釈)意志力、組織力、忍耐力。勤勉、努力家。強迫観念で働くこと。自分のペースを変えたい、変化に富んだ生き方をしたい(〜が厄介者)。
虫・・・(ベサーズ解釈)小さなものに悩まされている。ちょっと迷惑なこと。(ウォレス解釈)小さな問題や不安が蓄積している、あまり重要でない問題に時間を費やすべきではない(害虫がいっぱい)。(ホロウェイ解釈)小さいことから大きな結果を生む。人的物的に周囲に頼る力が必要。厄介な人や状況、迷惑な行動(害〜)。自分の生活は健全か点検せよ(〜が侵入、汚す)。

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【洞察】その1・2関連なら、アリは甘いものに寄ってくるだけに、物欲という甘美で厄介なものを指しているのかもしれない。そういうものは全て潰していくしかない、ということか。




その4)やや広い講義室にいた。企業対象の勉強会をやっている。講師はアラサーくらいの女。
あるとき、スクリーンに国技館の立体図らしきものが映った。両国のとは違い都心型のホールで、様々な高さの高層ビルの集まりのようなデザイン。俺は「このホールのどこに座ればちゃんと相撲が見られるのか」という話を、近くにいたバイト先の薬屋のパートSTさんにした。
やがて休憩時間になり、俺は壁際の水道で口をゆすいだ。白衣姿のSTさんもやってきた。ニコニコしてるが俺と密着せんばかりで、やたら近くに立ってくるなと思った。


<解釈その4>
薬屋・・・(独自解釈)以前に勤めていた唯一の仕事。曲を書き始めたり完成する前後に見ることが多く、対応する商品があることから、生業を示していると思われる。リアルでは自分に相応しくない仕事だったが、夢判断の素材としては的確で役立っている。(追記)ブランクの時期にも見るので、作品毎というより、生業自体の健康の話かも。

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【洞察】
0.たまに相撲の話がでてくるが、まだいまいち何のシンボルか掴めていない。作曲家としてプロの土俵に上がることを意味するのか。
1.薬屋の同僚が出てくるので生業の話と思われる。
2.国技館、都心型の構造物ときているので、それらは東京や上京すること、あるいは(主に物質的)成功を象徴しているかもしれない。
3.「このホールのどこに座ればちゃんと相撲が見られるのか」という議論は、プロの土俵に上がるためにはどうすればいいか(あるいはどこへ行けばいいか?)という学びをしている最中、ということか。




その5)(昼寝の夢)見知らぬ河川敷にいた。そこでランプが描かれた絵を拾った気がする。その絵は生地でできており色によって素材が違っていた。絵に火をつけると、上から順に、背景や容器の部分はさっと燃えてしまうが、明かり窓や炎の部分だけはゆっくり表現するように火が灯る、というギミックがあった。


<解釈その5>
川・・・(ベサーズ解釈)人生の川。人生の流れ。(ケイシー解釈)生き方。境界線。豊饒の源。エネルギーの流れ。時の経過。(ウォレス解釈)(障害が〜)感情的な動揺。(〜に入る)心を動かされる経験になるかもしれない。(ホロウェイ解釈)(〜のせせらぎ)実生活の情報やアイデア、影響力。(〜の流れをたどる)人生のこの時期に、ある計画や教えに従おうとしている。
絵(絵画)・・・(フォンタナ解釈)創造的な潜在能力(うまい〜)。模倣、混乱、心がふらついた状態(うまくない〜)。無意識がエネルギーをたくわせている(鮮やかな色の〜)。洞察力に乏しい(単調な色の〜)。
布・・・(ベサーズ解釈)素材。それであなたの人生を作ります。色に注意。
火・・・(ベサーズ解釈)内部に宿るクンダリーニ、生命力。神聖な魂。(ケイシー解釈)不快な経験を作り出す恐れ。物事を完全にするための試練。激しい怒り。何かを焼いて無にできるもの。肉体疲労の原因となる状態。機嫌。情熱。苦痛。(フォンタナ解釈)正反対の対立的な気持ち。破壊的だが清めるものでもある。明白さ、積極性や意識性。新しいことが始まる。激情や妬み。野心。
明かり・・・(ベサーズ解釈)あなたの内奥で光り輝くもの。あるいは「光」から、叡智や悟り。(フォンタナ解釈)意識的な心を照らし出している。(マロン解釈)内的あるいは外的な導き。直感。
燃える・・・(ベサーズ解釈)浄化、清める。

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【洞察】
1.生地でできた絵というのは珍しいので、ユニークな能力(あるいはそれを導く直感)を表しているかもしれない。色によって素材が違うのは多様性(作曲でいえば楽器やジャンル?)のことか。
2.生地でできた絵は、素材を活かして(あるいはそのまま使って)構成されている。素材自体はあまり加工するなということなのか。自分の作曲の特徴や特性を表しているのかもしれない。
3.ランプの核となる明かり窓や炎の部分だけは丁寧に表現するよう燃焼しているので、曲のことなら(装飾的なアレンジが多少イケてなくても)核の部分(原曲〜原アレンジ)がしっかりしていればよいということなのか。