その1)栄養剤の入ったカロリーメイトのようなブロックが、模型の列車のように連なっていた。そういうのが効能ごとに数本あり、特に精神的に有効そうなものを選ぼうとしていた気がする。




その2)これから授業があるようなので教室に入った。自分の席を探していると、不良というより跳ねっ返りというか奇行的な言動の少年に目をつけられた。
少年は俺を見て「怖いのか?」といって笑った。俺は「別に怖くはないけど云々...」といって大人的に歩み寄ろうとする態度をとった。
少年は舌がきれいに鮮やかに何色にも色分けされていた(ツボの図みたい?)。それを見て俺は「すごいねそれ。俺もそんな風に描いてもらいたいな。例えば...ダビンチの絵とかさ」といった。
少年は興味を持たれて動揺したのか照れたのか、俺の舌を指でべろべろ弾いた。俺は「指汚い」といってその手をどけた。すると少年は、さっと前を向いて授業の開始に備えた。


<解釈その2>
舌・・・(ベサーズ解釈)意志を伝える能力。自分の考えを述べよ。

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【洞察】(不良や奇行的に見えるような、つまり常識から外れた)考えや恐れている側面と対峙すれば、ダビンチのような天才的な才能を発揮するということなのか。