その1)見知らぬ下宿の物置部屋にいた。自分のものらしきトランクを見つけそれを開けると、何かの小物が多数の格子状の仕切りの間に入っていた。その中にところどころ宝石のついた指輪などのアクセサリー(翡翠のようなそこそこの価値のある不透明な石が多かった)が入っているマスがあった。
一体誰の持ち物なのかと調べていると、パスポートらしきもの(リアルと違い艶のある青緑色表紙の一枚冊子)が出てきた。名前を見ると『○○秘書』(苗字だけだが母のとわかった)とあった。母は若い頃そんなインテリで大層な仕事をしてたのか、そんな風には見えないけどと思った。それにしても大量の宝石類をこんな所に隠していたのはどういう訳かと思った。困った時はそれらを売って金に変えようと思った気もするがよく覚えていない。
その後、ある話を耳にしたか思い出したかした。親戚のMKおばさんは昔、ギャンブルで負けたとき俺の実家を抵当に入れてしまい、その借金を返すのに俺の親が苦労した、ということだった。小さい頃にしか会ったことのないMKおばさんについて知っている事と違い、意外だと思った。


<解釈その1>
物置(クローゼット)・・・(ベサーズ解釈)人生に対する姿勢、アイデア、記憶を蓄えておくところ。生活の一番大切なものごとから自分を隔離しているものを、少し処分する必要がある。
宝石・・・(ベサーズ解釈)内奥に宿るとても貴重な未知の能力、未発達の才能。とてつもなく貴重な天賦の才能が内奥にある。(フォンタナ解釈)評価されている。(マロン解釈)秘密の知識、富、愛。
パスポート・・・(ベサーズ解釈)自由への切符。
秘書・・・(ベサーズ解釈)有能で効率的な自分の側面。仕事のしすぎ。管理が行き届かないこと。優先事項を見分ける。

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【洞察】
1.ところどころ隠してある宝石類は、無意識に溜めている曲やアイデアなのか、またはまだ表に出していない(昔からある)才能なのか。
2.母がかつて海外渡航するような秘書(初出)をしていた、というのがよくわからない。
3.MKおばさんの話は「(ギャンブル的な)成功を急ぐあまり頑張りすぎて体を壊した。そのツケを今まで払っていた」みたいなことの喩えか。




その2)テレビであるアニメをやっていた。その制作会社がそのアニメのキャラやデザインを使った新しいOSを開発したらしく、俺のデスクトップがいつの間にかそれに変わっていた。SafariなどのMasOSのデザインには飽きていたし、アクションかスポーツものか忘れたが、青や紫を基調にしたサイバーっぽい雰囲気が良くて新鮮だと思った。ただ、キャラを使ったデイリーおみくじ(?)みたいなガジェット(?)がいろいろあって、使い方がまだよくわからなかった。
俺の周りにはやんちゃっぽい少年らがいて、そのアニメが好きそうだった。


<解釈その2>
テレビ・・・(ベサーズ解釈)自分自身をいっそうよく見る手段。どのように状況に対処しているか、その方法。自分とのコミュニケーション。

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【洞察】OSは総合的な考え方や価値観や世界観を示していると思われる。古いやり方(曲調など? MacOSのようにシンプルで無難すぎるものについてか)に飽きて、新しい事がしたいと思っているのか。サイバーっぽい曲調はすでにいくらかやっているが、そういうSFや未来感のある曲(多少派手目なやつ?)を中心にやっていきたいということなのか。




その3)ある高校の体育館でサッカーっぽいが別のスポーツ(?)の練習をしていた。その日は剣道部の脇のスペースを借りていた。
次の日に行くと、剣道部は外で練習していた。近々学内で運動会でもあるのか、あちこちで様々な部活がいた。
体育館に入ると、サッカー部だったか忘れたが球技系の部活がいた。スペースは空いているようなので、後でそこでやろうと思った。
奥の物置に入ると、体育館の使用注意事項が書かれたプレートが貼ってあった。俺はこの高校のOBでもないのに勝手に使ってていいのか不安だったが、一応運動施設は市民にも開放されているようだった。


<解釈その3>
体育館・・・(ベサーズ解釈)心身や精神のバランスを通して自分を訓練すること。運動をしてエネルギーレベルを高めること。(ケイシー解釈)人生というゲームで学んでいる心理(学校の〜)。運動。競争。

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【洞察】
1.今は体を休めるだけでマンガやゲームやテレビ以外、特に何もしていないのだが、いったい何の鍛錬をしているのか。マンガを読めばモチーフや知識やアイデアが増えるので、それだけでもう鍛錬になっているということ?(昨日読んだマンガには武術系のキャラがたくさん出てくるので剣道部はそのシンボルなのか)
2.高校の関係者でもないのに(市民に開放されているとはいえ)施設を使っているとは、どういう意味なのか。出版物はパブリックなものなので、そういう事をいっているのか。




その4)(昼寝の夢)アメリカの空港(?)から、母と小学時代のクラスメイトHYKっぽい少年と一緒にタクシーに乗った。少年は現地で活動しているらしく英語は堪能なようだった。タクシーのドライバー(なぜか右ハンドル)はサングラスをした長髪のアラサーくらいの黒人女で、愛想はいいがなんだか迫力があった。
少しして、前部座席にHYKの他にもう一人、白髪髭の優しげなじいさん(日系人っぽい)が乗っているのに気づいた。母とは知り合いのようで、紹介された爺さんは俺を見ると(小さい頃を知っていたのか?)英語で何か言って微笑んだ。俺は笑顔を返したものの言葉がわからず、子供みたいにはにかんでシートの陰にちらちら隠れたりした。
母は青天のサンフランシスコについて「暑い」といった。俺は「ここはひどく乾燥しているからね」みたいなことをいった。


<解釈その4>
外国(人)・・・(ベサーズ解釈)まだなじみのない新しい側面。あるいは過去世。
空港・・・(ベサーズ解釈)魂の覚醒に向かうところ。
タクシー・・・(ベサーズ解釈)一時的な個性。過渡期にいる。
右・・・(ベサーズ解釈)与えること、創造力、直感、神の気づき。右へ進むなら正しい方向。

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0.HYKは2年くらいしか関わった子ではなかったが、賢くて少しやんちゃな少年のイメージでたまに出てくる。
1.突然のアメリカのS.F.を訪れる夢。いきなりどうしたというのか。S.F.を訪れる予告なのか。
2.何かの新しい未知の側面や展開に向けての過渡期ということなのか。
3. S.F.の気候については、文字通りという感じでもあり、起きたときに喉が渇いていたせいかもしれない。