超高層ビルの100階より少し上(104〜106くらい?)にいた。近くに院時代の友人SNもいた。屋外ラウンジのような所にいたとき、地震なのかビルが揺れはじめた。誰も逃げようとしなかったが、嫌な予感がした俺は慌てずに少しずつ上の方へ移動していった。ほどなく揺れが大きくなり、これはヤバい振り落とされるかもと思ったが、どうにか屋上まで逃げきった。
ケータイをテーブルか何かの上に残してきてしまったのは少し気になったが、命が助かったのに比べれば大したことじゃないと思い直した。また、SNがどうなったのかも気がかりだった。
俺が最初の脱出者だったらしく、後から何人か屋上に逃げてきた。近くにいた若い男に「大丈夫ですか?」と声をかけた。人を見て少し安心すると「もうだめかと思った」とつづけた。
揺れがおさまったようなので下の階の様子を見に行った。エレベーターホールに出るとSNがやってきた。SNは俺が先に逃げたことを少し咎めた。俺は「そんな余裕はなかったんだよ」みたいなことをいって弁明した。SNはそれほど怒ってはいないようだった。
大型エレベーター(横広で30人以上乗れそう)は稼働していて、ドアが開くと何人かの客とエレガがいた。彼らはさっき大地震があったとは思えないような普通の態度だった。俺たちはそれに乗って下へ(地上へ?)向かった。


<解釈>
ビル・・・(ベサーズ解釈)大きなビルは、ものすごいエネルギーの源で、大きなチャンスや可能性がある。成し遂げる大きな運命を暗示している。(ウォレス解釈)真のアイデンティティ
地震・・・(ベサーズ解釈)大きさによるが、突然の日常生活の変化を表す。(ウォレス解釈)人生の大変動により心がかき乱されている。人生のある領域が別の領域に強い衝撃を与えて、緊張やストレスが生まれている。
エレベーター・・・(ベサーズ解釈)上るのは正しい方向。いっそう高度な認知力を得ること。自分の感情と動機を知るために、心の深い問題を調べている。(ケイシー解釈)変化(栄枯盛衰)。意識の変化。

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【洞察】
1.ビルの夢は時々見るが、超高層は初めてかもしれない。100階以上という国内にはないビルの高さ、また地震の大きさや身に迫った危険度から(運命やアイデンティティの?)相当な変化を予見しているのか。
2.昨日の夢に従い、半年以上も歌詞を提出してこない作詞家に期限を切って最後通牒みたいな連絡をしたが、そのことが大きな変化をもたらすのか。
3.昨日見た映画「イミテーションゲーム」が人生観を大きく変えたのか。たしかに面白い映画だったが、意識レベルではそこまで強烈なインパクトがあったとは思えないのだが...。
4.先日発表した曲、あるいはこれから書くであろう曲が、人生に大きな変化をもたらすという予見なのか。