その1)青森県のある駅にいた。どこかへ行った帰りのようだ。同行の母は新幹線で(北海道に?)帰るという。大した距離じゃないので三千円くらいかなと思った。(首都圏並みに整備された?)並行在来線の電車でもそこそこの時間で行くので、俺は各停に乗ることにした。
新幹線はもうすぐ発車のようだ。ホームにいた母は、近くにいた車掌から直接切符を買おうとしていた。俺は「自動券売機じゃないと買えないよ。いったん駅(舎)に戻らないと」みたいなことをいった。
一方、経済的にギリギリの生活の俺は、交通費を今回もおごってもらえるだろうかと心配していた。


<解釈その1>
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
切符(チケット)・・・(ベサーズ解釈)新たな経験のチャンス。(ウォレス解釈)自分の望むキャリアの道へ進むチャンス。特定の決断をする自分の権限。

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【洞察】近県から道内に帰るのは、探求の旅からの帰還をあらわすのか。母(直感的側面?)は金のことは考えずチャンスを急いでいる一方、自分は慌ててはいないが金(本代など探求にかかる費用?)の心配をしている。足並みが揃っていない現状を表しているのか。




その2)夕方〜夜、ハードカバーの本1冊と小さな荷物を抱えて、どこか(家?)に向かっていた。あるとき、道路がY字に分かれていて、俺は道を知っているらしく左へ行った。
そこはうねった細い道で、両脇が半ば雑草に埋もれていた。その部分を歩いていれば車も通りやすいだろうと思った。向こうからきた1台目は問題なく通ったが、2台目は俺が見えなかったのか見てなかったのか、ブレーキもなくすれすれを通っていった。ヘッドライトの逆光ではじめはわからなかったが、ふり返って見ると軽で運転手は若い女だった。俺は舌打ちして、しばらくそいつを睨みつけた。表情は見えなかったが、女もふり返ってこちらを見ていた。


<解釈その2>
本(書物)・・・(ベサーズ解釈)あなたの人生の本。今生での目的。人生設計の知識。重要な学びが近づいている。(ケイシー解釈)知識。手に入れた教訓。記憶。アイデアアカシックレコード。(フォンタナ解釈)知恵、知性、人生の足跡。
左・・・(ベサーズ解釈)知的で道理にかなっていること。ものごとを受け取る方。
道・・・(ベサーズ解釈)人生の方向。上っているなら正しい方向。(ケイシー解釈)人生の旅。遭遇しなくてはならない厄介な状況(でこぼこ道)。資源をどのように使うべきかの選択、特に指針が必要となる人生の時期(合流点、交差点)。追及していく方向。運命。
車・・・(ベサーズ解釈)現実の日常生活の自分。車が大きいほど望みを実現する能力は大きい。(ケイシー解釈)人生という旅をするための乗り物。これから何らかの事故が起こりそうという警告(自動車事故)。急いで結果を出そうとすること、決断を強いられること(猛スピード)。肉体。幽体。自分の考え方。野心的、精力的。地位、社会的立場。自制心、またはその欠如。(ウォレス解釈)個人的な欲求や野望。キャリアを発展させたいという熱意。特定の望みを実現するにあたり、どれくらいのパワーや能力をもっているか。(ホロウェイ解釈)目標に向かう今のあなたの姿勢。

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【洞察】
1.作曲のモチーフ本として1冊読みたいのがあったが、高いので電子書籍のクーポンが出るのを待つしかないと思った。抱えている本はそのことなのか。
2.雑草に埋もれそうな細い道は、しばらく手をつけてなかった作曲(あるいはそのうちのあるジャンル)のことであろうか。
3.俺を轢きそうになった軽の若い女はいったい何なのか。衝突の危険というより、むしろ私(直感的側面)に気づいて欲しいというサイン?




その3)実家のすぐ裏手にあるボロいアパートの2階に住んでいた。本当はもう少し離れたところに住む予定だったらしい。こんなに近くじゃあ、毎月家賃4万も払っているのは無駄のように思えてきた。年間にするとどれくらいになるだろう、我慢して実家に戻ったらその分の金を有効に使えるかもと、計算しようとした。そこで用事か何かを思い出し、計算は後でやることにして、出かけることにした。
外に出ると、住人なのか近所の人のなのか、子供たちが空き部屋(?)とかアパート周りのガラクタか何かを集めて整理しているようだった。しかしよく見ると、あちこちに大量のコインが並べてあったり建物の隙間に挟まっていたりもした。万券も散見され、束になった古銭らしき紙幣(リアルとは違う画だが100円札だったか?)も見られた。すごいなと思って、俺も外階段の下に手を伸ばして探してみると、それはどこかの店のクーポン券の束だった。
なぜ過去の住人たちはこんなに大量の金を隠し残していったのか疑問だったが、現在アパートの住人は俺だけだった気がするので、それらのお金をもらえないだろうかと思った。


茂木健一郎が動物好きで、あるコウモリの子供の心配をしていた(またはかわいがっていた?)という、今日の一つか二つ前に見た夢の話題の一部が出てきた気がするが、よく覚えていない。


<解釈その3>
お金・・・(ベサーズ解釈)人生にもうすぐ変化が起こることを表している。(ケイシー解釈)努力して得た収益または報酬。乗り継ぎ用の乗り物(または経路)。借金(好ましい条件であるが背後にひもがついている)。価値があり真実であるもの。成功を示すための基準または方法。与えてあげたサービスに対する感謝の印。お金儲けのチャンス。多額のお金を調達する必要(浪費の警告)。無駄になる紙幣(ギャンブルについての警告)。物質的世界とその価値。資産(お金に限らず)が必要なものは何でも必要なときに手に入る。力、権威、体力。時間とエネルギー、またはそのいずれか。愛。いんちき、不正、不誠実(偽金)。(フォンタナ解釈)思慮深さ、または自分本位(〜を隠す)。エネルギーや時間の不足(〜が足りない、探しても見つからない)。

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【寝る前の思考】作曲したいと思ってもモチベーションが上がらない今、いったいどういう状態なのか、これからどうすればいいのか、最近の夢ではいまひとつはっきりわからない。
【洞察】
0.道内とはいえ実際はもっと離れて住んでいるし、そこまでボロくはない。
1.実家は本来の自己(自分らしさ)を表し、今はそれに近いところに仮で留まっている(またはそこでの出来事)状態という意味か。近くといっても自己ではないので、家賃の出費(つまりエネルギーや時間の消費?)を毎月一定量払わなくてはならない。それを年間換算にするとけっこうな量である(疲れや気力低下の原因?)。自分らしいこと(本当にやりたい作曲のジャンル?)をやればその分のエネルギーを有効に使えるであろう、ということなのか。
2.ボロアパートから出てきた大量の金は、過去の作曲仕事とその価値を表しているのか。あるいは過去の作曲から(他のアーティストや会社からの使用依頼などで?)ある程度まとまった収入が得られる可能性を示しているのか。だとすれば、お金の心配はいらないので自分らしいことをやりなさい、という風にも読める。