その1)バスで北近畿か山陰の東部あたりへ行こうとしていた。スケジュールの都合で1泊だけして帰ってこようと思ったが、そこには荒涼とした湖沼群があり興味があったので、時間があればそこもまわりたいと思った。ガイド本からその地域の地図をちぎっておいた。
下見として、バスの乗り換え駅を調べにきていた。2階に上がり、分厚そうな鉄扉を開けると下に行く階段があり、駅の裏手に出た。いかにも田舎のバスターミナルという感じで、切符売り場兼案内所には、民間委託っぽいおばちゃんが何人かいた。
時刻表を見ると、6:02から営業しているとあった。今は6:15くらいと気づいた。しまった、下見している間に湖沼群もまわれるはずの一番バスを逃してしまったと思った。しかしよく見るとそれは市街からこちらへくる便(市街へ向かう便だったか?)で、北行きは7:17とありほっとした。
どうせトレッキングするならちゃんとした地図を買っておけばよかったかなとも思ったが、行き当たりばったりの旅なので、切れ端地図でもまあいいかと思った。


<解釈その1>
バス・・・(ベサーズ解釈)自分を表現するための大きな潜在能力。(ウォレス解釈)チームや組織を表す。計画の実行。
駅・・・(ベサーズ解釈)人生の旅の途中で立ち寄るところ。変化する段階。目標を決める明快さを得るための休憩所。(ウォレス解釈)仕事のチャンスをつかまえる場所。
地図・・・(ベサーズ解釈)人生の設計図。たどろうと決めた道。方向づけ、目標。

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【洞察】
0.地図は丹後半島に近い感じだがそこに湖沼群はない。境や中海方面かとも思ったがかなり西である。
1.荒涼とした湖沼群は今読んでいる半NF小説の影響であろうか。旅が1泊だけの予定なのは、ちょっとだけ曲を書きたいということで、しかし小説の続きも読みたいという深層下の欲求なのか。
2.駅の下見は、作曲のモチーフを探ることであろうか。それによって読書時間が削られる的な心配はないということ?




その2)バスに乗っていてある大きなバスターミナルに着いた。運賃は1000円くらいだった。ダラ銭しかなく足りないかと焦ったが、よく数えてみるとほぼぴったり持っていたので、払うことができた。
運転手はバス会社の社長らしい。そのとき何かあって彼は泣き始めた。運転手のくせに酒浸りだなとわかり、情けなく思った気がする。
(中略忘れ)
どこかからの帰り、下宿に向かって歩いていた。あるとき、見知らぬ住宅地に入ってしまい、道を間違えたかと引き返そうとした。そのとき、亀田川っぽい川とその脇の小道を見つけて、あっと思い、遠くを見るといつも行っているヨーカドーの看板が見えた。これで帰れそうだし、通ったことのない遊歩道を行けるのでちょっとわくわくした。
この遊歩道は、整備計画はあるものの役人にあまり認知されていないらしく、舗装はあるが長い雑草を刈っただけの雑な状態だった。道は途中で川沿いとヨーカドー方面に分かれていた。川沿いを歩きたいのでそっち側も整備されているかと思ったが、まだのようだった。それでも行けるところまで様子を見て、ダメなら元の道に引き返そうと思った気がする。


<解釈その2>
道・・・(ベサーズ解釈)人生の方向。上っているなら正しい方向。(ケイシー解釈)人生の旅。遭遇しなくてはならない厄介な状況(でこぼこ道)。資源をどのように使うべきかの選択、特に指針が必要となる人生の時期(合流点、交差点)。追及していく方向。運命。

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【洞察】
1.前半は、今月分の生活費がヤバい(というかいつもヤバい)が、それはちゃんと足りるはずだといいたいのか。
2.後半は、自己の(仕事に?)帰る行程の途中ということか。迷ったりしたが、見慣れた道標らしきものを見つけたということなのか。しかし迷った代わりに、初めて通る道を行くことができるということ?