その1)見知らぬスーパーの店内、出入口近くにいた。ふと、客の誰かが「マッサー」といって俺にタッチを求めてきた。何のことかわからないが一応手を出した。それから、店にやってくる数人も同じことをしてきた。
その後、ある商品通路にいると次々と人がきて、また「マッサー」っといって俺にタッチしていった。どうやら俺に触ると幸運が訪れるという噂が広まっているらしいと感づいた。しばらくは応じていたがキリがない。(この調子でいろんな人に会っていくといつか未知の恋人に出会うかもしれないと思った気もするが)買い物があるので、そそくさとその場を去った。近寄られないよう急ぎ足で店内をまわった。
しばらくはこのスーパーには来られないなと思った気がする。


<解釈その1>
スーパー(商店・デパート)・・・(ベサーズ解釈)内なる大きな資質。多くの選択肢とチャンス。ものごとを見るための新たなアイデアや方法。内奥の豊かさ、才能。自分の新たな部分を覚醒させること。

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【洞察】
0.スーパーは荘子(内篇)を読んだことと関係するか。それとも新しく読み始めたオリバー・サックスの本か。
1.「マッサー」とはいったい何のことなのか。マスターの訛り?
2.自分には(特に何かしなくても? あるいは作曲業等で?)人々に幸運をもたらす体質や性質でもあるのか。しかしそれだとキリがないので、自分を満たすことを第一に考えよ、ということなのか(老荘っぽい発想)。




その2)バスに乗っていた。(どこかでY字路を右折した後?)細い田舎の街道を進んでいった。
終点近くで降り、メインストリートらしきアーケード的な通路を行った。そこはアーケードというより長い廊下というべき狭さで、左右にうどん屋などの食堂がときどきあったり、長屋的な住居があったり、天井近くに通路の橋(窓際に物が詰まっていたので物置スペースか)みたいなのがかかっていたりした。
昼時なのでどこか食堂に寄ってもよかったが、そういえばこの先に有名な滝(百選的な)があることを思い出した。そこへ行くのはいいが、田舎だけに果たして帰りのバスの時間はどうだったか、と考え始めた。


<解釈その2>
バス・・・(ベサーズ解釈)自分を表現するための大きな潜在能力。(ウォレス解釈)チームや組織を表す。計画の実行。
右・・・(ベサーズ解釈)与えること、創造力、直感、神の気づき。右へ進むなら正しい方向。
廊下(通路)・・・(ベサーズ解釈)通り抜けるのに必要な道。脇に逃れることはできない。洞察への通路。(ウォレス解釈)進歩が何らかの方法で邪魔されている(無理やり〜を通る)。古い習慣や頑固な権威者に縛りつけられていると感じている(石のトンネルや古い造りの通路)。
レストラン(食堂)・・・(ベサーズ解釈)栄養を摂り、自分を保つためのたくさんの選択肢。心の栄養を養い、気持ちを伝え合う必要性。必要なものを分かち合うこと。あるいは「食物」から、心身、感情、魂のための栄養。考えとアイデアのための栄養。(ケイシー解釈)肉体に必要は食べ物。心が成長するためのより高い糧を探す場所。社交性。
滝・・・(ベサーズ解釈)健康的な方法で感情を解き放し、表現すること。

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【洞察】
0.滝はリアル旅で好んで行くので、目的(地)のことか。
1.GUMIの全曲配信の企画が今年もあるが募集期間が短いし、体調を考えて1曲だけ出すつもりでいる。そのことについてか。(滝という目的地、時間的な制約、脇道のない狭い通路という要素から)
2.サックスの本(音楽関係の脳・精神医学)を読み進めていくこと(またその結果)を表しているのか。(洞察への通路、食堂、滝という目的地=癒しや悟り・人生の目的、という要素から)