その1)夕方か夜、都会の屋外ラウンジのような所で、大学の同僚らしき見知らぬ男二人と話していた。
自分らには彼女がいないという話題になると、男Aは「そういうのは巡り合わせだから仕方ない」みたいなことをいった。Bと二人で一応納得はしていた。ところが、Aには彼女がいるとわかり「三世代に渡って(中高大の意であろう)つきあってる」といった。
これはもう結婚までいくんだろうね、という話になり、裏切られた思いの俺とBは「排斥運動」といって、冗談半分にAを責めた。Aは苦笑していた。


<解釈その1>
恋人・・・(ベサーズ解釈)愛、温かさ、心の栄養、自分を受け入れること。正しい理解を望むこと。他方の性的気質を融合すること。(ウォレス解釈)ある状況が昔の恋人の性質を思い出させている。自分の中にあるこれらの性質に対する気づき(昔の〜が戻ってきた)。(ホロウェイ解釈)今の恋人との関係(昔の〜)。

        • -

【現況】サントラはぼちぼち書いているが、歌の方は良いモチーフがなく半年近く書けていない。
【洞察】恋人が作品のことであれば、そういうことは巡り合わせだから好機を待つしかない、ということなのか。しかし長い間継続している側面(サントラ作り?)もあるということ?




その2)旅である地方にきていた。その日はもう午後だったが、これから行きたいところがあり、そこへ向かった。着いたときには夕方近かった。
ある建物に入るとそこはゴンドラ乗り場だった。行列に並んで少しすると順番がまわってきた。20人くらいしか乗れないようで、割り込まれないよう階段を小走りに上った。ゴンドラは側壁も天井も何もない、わずかな足場しかない危なっかしいものだったが、どうにか一番前に乗った。
ゴンドラは発車した。しかし、いつの間にかリフトに座っていた。さっきのよりは安定していたものの、スピードが出たり急斜面を下りたり、中腹の平地(中間停留場みたいなのもあった)を蛇行したかと思うとまた上ったりと、妙な構造で距離も長かった。
しばらく行くと、やっと素直な上りになった。山々の向こうに夕日が見えてきて、よく見るとすぐそばに、それより大きな青白い満月もあった。とても美しくかつレアな光景と感じ、急いでデジカメを取り出したが、なかなかピントが合わせられない。強引にシャッターを切ったものの「正常に撮影されていません」みたいなエラーメッセージ。あわてて再び撮ろうとすると、今度はバッテリーがわずかしかないという表示。目的地に着いてからも写真を撮りたいので、泣く泣く電源を切った。次の旅のときには、予備のバッテリーを買っておかないとダメだと思った。
ふと気づくと、ある旅館の一室(和室)で寝ていた。ドミトリーなのか他の客も数人いる。さっきの山からどうやってここまで帰ってきたのか、目的地に着けたのかどうかも、全く記憶がなくて焦った。
そこで今度は本当に目が覚めた。


<解釈その2>
月・・・(ベサーズ解釈)安心、心の穏やかさ、ロマンス、愛、安らぎ、創造力のあるインスピレーション。(ケイシー解釈)肉体的恋愛・現世的情熱への衝動。感傷的。感情の合理的ではない側面。女性的。意識されていない魂。狂喜。欲望、渇望。
カメラ・・・(ベサーズ解釈)経験の意味を認知すること。学びに利用するための人生の記録。
バッテリー(電池)・・・(ベサーズ解釈)生命力、エネルギー、神自身とのつながり。またはエネルギーがないこと、洞察力が働かないこと。
夢・・・(ベサーズ解釈)夢を見ている夢を見るのは、夢の状態にもっと気づくようにという知らせ。

        • -

【検証】ピントが合わないという夢はたまに見るが、たいてい調子が悪いとき。
【洞察】
1.危なっかしいゴンドラや奇妙なリフトは、足元(ベースとなる部分)が安定していない様を表しているのか。ゴンドラ〜リフトの奇妙な行程は(おそらく今春にサントラ制作を再開してから)これまでの苦心を表しているのかもしれない。
2.夕日と満月が近くに並んでいる光景(しかしピントずれやバッテリー不足)については、目の前にすばらしいモチーフはあるのだが、スタミナが切れかかっており、今はうまく記録(出力)できないだろう(そのことに気づくべき)ということか。
3.新たに作曲に入るときは、余力(予備バッテリー)をつけてからにせよ、ということか。